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povo2.0とLINEMOは、どちらもオンライン申込中心の割安プランですが、料金の仕組みが大きく違います。povo2.0は基本料0円で必要なときだけデータを買う方式、LINEMOは毎月定額でLINEのデータ消費を抑えられる方式です。
この記事でわかること
- povo2.0(0円ベースのトッピング制)とLINEMO(定額制)の料金の考え方の違い
- データ容量・大容量の選び方と、通話オプションの料金差
- 回線の違い(povo=au/LINEMO=ソフトバンク)と、LINEギガフリーの中身
- povoの使い放題をPCテザリングで実測した速度
- 0円運用が向く人と、定額で安定して使いたい人の分かれ目
povo2.0とLINEMOはどっちがいい?結論
結論から言うと、使う月と使わない月の差が大きく「必要なときだけ払いたい」ならpovo2.0、毎月3GB〜30GBを定額で使い、LINEを多用するならLINEMOです。料金の設計思想が違うため、月々の使い方で選ぶと失敗しにくいです。

povo2.0はau回線で基本料0円、LINEMOはソフトバンク回線でベストプラン3GB以下990円からの定額です。どちらもオンライン申込が基本で、店舗サポートは前提にしていません。
料金の仕組み:使う月だけ払うか、毎月定額か
povo2.0とLINEMOの最大の違いは料金の課金方式です。povo2.0は基本料0円で、データや通話を「トッピング」として都度買い足します。LINEMOは容量ごとに月額が決まった定額制で、毎月同じ金額で使えます。

下の表は、両者の代表的な料金を現行の公式値でまとめたものです。povo2.0は購入したトッピングの有効期間内で使う前提のため、月額ではなく「トッピング単価」で示しています。金額はすべて税込です。
| 項目 | povo2.0(au回線) | LINEMO(ソフトバンク回線) |
|---|---|---|
| 基本料 | 0円(180日以上購入等がないと利用停止・解除の場合あり) | ベストプラン3GB以下 990円/月 |
| 小〜中容量の目安 | データ追加3GB(30日間) 990円/5GB(30日間) 1,380円 | ベストプラン3GB超〜10GB 2,090円/月 |
| 30GB前後 | データ追加30GB(30日間) 2,780円 | ベストプランV 30GB 2,970円/月(5分かけ放題込み) |
| データ使い放題 | 24時間 330円/6時間 250円 | プラン容量内で定額(使い放題トッピングは無し) |
| 課金の考え方 | 必要なときにトッピングを選ぶ | 毎月定額で使い続ける |
povo2.0の各料金はデータ追加3GB(30日間)990円・30GB(30日間)2,780円・データ使い放題(24時間)330円、LINEMOはベストプラン3GB以下990円・3GB超〜10GB2,090円・ベストプランV30GB2,970円です。
あまり使わない月が多い人は、povo2.0なら基本料0円で必要な月だけ払えます。ただし、180日以上にわたり有料トッピング購入等がないと利用停止・契約解除になる場合があります。毎月一定量を使う人は、LINEMOの定額のほうが総額を把握しやすいです。
3GBは同額、30GBは通話の有無で安い方が変わる
同じ容量にそろえると差が見えます。povo2.0は30日間のトッピング、LINEMOは月額プランなので、料金だけでなく購入・更新の単位も確認してください。
| 使い方 | povo2.0 | LINEMO | 安い方 |
|---|---|---|---|
| 3GB・通話なし | 990円/30日間 | 990円/月 | 同額 |
| 30GB・通話なし | 2,780円/30日間 | 2,970円/月 | povoが190円安い |
| 30GB+5分通話 | 3,330円/30日間 | 2,970円/月 | LINEMOが360円安い |
30GBだけならpovo2.0が安い一方、5分以内の国内通話を付けるとLINEMOが安くなります。毎月30GB前後を使い、短い電話もする人はLINEMOベストプランVが分かりやすい選択です。
データ容量と大容量の選び方
データ容量の考え方も両者で異なります。povo2.0は必要なときにトッピングを選べ、サブスクトッピングなら毎月自動で追加することもできます。LINEMOは月30GBのベストプランVが実質の上限です。
povo2.0は必要な容量を選んで足せる
povo2.0はデータ追加3GB(30日間)990円・5GB(30日間)1,380円・30GB(30日間)2,780円・90GB(90日間)7,980円のように、その都度必要な容量を選べます。使う月だけ大きめの容量を足す、といった調整がしやすいのが強みです。
トッピングのラインアップは入れ替わることがあります。大容量目的で契約する場合は、購入前にpovoのトッピング一覧で容量・価格・有効期間を見ておきましょう。
LINEMOは30GBまでの定額が上限
LINEMOはベストプランが3GB以下990円・3GB超〜10GB2,090円、ベストプランVが30GB2,970円です。3GB以下と10GBまでで段階的に料金が上がる仕組みで、使った量に応じて自動で料金が決まります。
月30GBを超える大容量が必要な人には、LINEMOは容量面で合いません。30GB前後までを定額で使いたい人向けの設計です。
回線と速度の違い(au回線とソフトバンク回線)
povo2.0はau回線、LINEMOはソフトバンク回線を使います。どちらもキャリア自身のオンラインプランなので、いわゆる格安SIM(MVNO)のように昼の時間帯だけ極端に遅くなりにくいのが共通点です。
ただし、実際の速度は場所・時間帯・端末で変わります。自宅や通勤経路でau系またはソフトバンク系の回線に不満があるなら、そちらを避けて選ぶのが無難です。
povoの使い放題をPCテザリングで実測した結果
筆者が東京・上野付近で、povo2.0のデータ使い放題(24時間330円)をPCテザリングで測定しました(2026年6月)。
| 接続方法 | 下り速度(実測) |
|---|---|
| スマホ単体 | 約100Mbps |
| PCテザリング | 58Mbps |
テザリングでは4割ほど速度が落ちましたが、下り58Mbpsなら筆者のWeb作業や動画視聴では困りませんでした。
通話オプションの料金を比較
通話は両者とも定額オプションを用意していますが、標準の通話料と5分かけ放題の扱いが違います。よく電話する人はこの差が総額に効いてきます。
| 通話 | povo2.0 | LINEMO |
|---|---|---|
| 標準の通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| 5分かけ放題 | 5分以内通話かけ放題 550円/月 | 通話準定額 550円/月(ベストプランVは5分無料が標準) |
| 完全かけ放題 | 通話かけ放題 1,650円/月 | ベストプラン: 通話定額 1,650円/月 ベストプランV: 1,100円/月で追加 |
povo2.0は5分以内通話かけ放題550円/月・通話かけ放題1,650円/月です。LINEMOはベストプランなら通話準定額550円・通話定額1,650円、ベストプランVなら完全かけ放題を月1,100円で追加できます。ベストプランVには5分以内の国内通話が標準で含まれます。
短い電話が多いなら、LINEMOベストプランVは5分かけ放題込みで30GB定額のため通話・データを一本化しやすいです。povo2.0は通話オプションを付けるとその分の月額が上乗せになるため、電話をほとんど使わない人ほど0円ベースの強みが出ます。
使い方の違い:0円運用かLINEギガフリー定額か
同じ割安プランでも、想定する使い方は対照的です。povo2.0は「使わない月は0円」を活かすサブ的な運用、LINEMOは「毎月定額でLINEを気兼ねなく使う」メイン運用に向きます。
povo2.0:使う月だけ課金する運用
povo2.0は基本料0円のため、Wi-Fi中心で外ではあまり使わない月の料金を抑えられます。旅行や出張の月だけ使い放題(24時間)や大きめのデータを足す、という使い方が合います。サブ回線やタブレット用としても相性が良いです。
ただし、180日以上にわたり有料トッピング購入等がないと、利用停止・契約解除になる場合があります。完全放置で無期限に維持できるわけではありません。
LINEMO:LINEギガフリーを活かす定額運用
LINEMOはLINEギガフリーにより、LINEのトークや音声・ビデオ通話でデータ容量を消費しません。LINE通話やトークが多い人は、実質のデータ消費を抑えながら定額で使えます。位置情報の共有やスタンプショップなど一部の機能は対象外です。
毎月決まった額でLINE中心に使いたい人にはLINEMOが噛み合います。データ消費を細かく気にせず、同じ料金で使い続けたい人向けの運用です。
povo2.0とLINEMOが向いている人・向かない人
ここまでの違いを、向き・不向きで整理します。料金の考え方と回線・使い方のどれを重視するかで、選ぶべき側がはっきりします。

| タイプ | 向いているプラン | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| 使わない月がある・サブ回線 | povo2.0 | 基本料0円とトッピングで無駄を減らせる |
| 一時的に大容量が欲しい | povo2.0 | 使い放題や大容量トッピングを必要なときに追加 |
| 毎月3GB〜30GBを使う | LINEMO | 定額で毎月の総額を把握しやすい |
| LINE通話・トークが多い | LINEMO | LINEギガフリーでデータを節約できる |
| 月30GB超の大容量が必要 | どちらも要検討 | povoは長期トッピング、上限重視なら他社も比較 |
迷ったら、月々の使い方で決めるのが確実です。使う量が月によってバラつくならpovo2.0、毎月同じくらい使いLINEを多用するならLINEMOから確認すると選びやすいです。
ahamoや楽天モバイルも含めて広く比べたい人は、ahamo・LINEMO・povo・楽天モバイルの4社比較から絞り込むのが早いです。
申し込み前に確認したいポイント
- povo2.0: 大容量トッピングは入れ替えがあるため、購入前にアプリで最新の容量・価格・有効期間を確認する
- LINEMO: 自分の月間データ量が3GB/10GB/30GBのどこに収まるかを見て、ベストプランかベストプランVかを選ぶ
povo2.0とLINEMOのよくある疑問
契約前に迷いやすい点を整理します。料金やトッピングは変わることがあるため、申込時に最新値も見ておきましょう。
結局どっちが安いですか?
使い方によります。ほとんど使わない月があるなら、基本料0円のpovo2.0が有利です。ただし180日以上購入等がない場合の利用停止条件には注意してください。毎月3GB以上を使うなら、LINEMOベストプラン(3GB以下990円・10GBまで2,090円)の定額のほうが総額を把握しやすくなります。
LINEをよく使うならどちらが得ですか?
LINEの通話・トークが多いならLINEMOが有利です。LINEギガフリーでLINEのデータ消費がカウントされないため、実際に使うデータ量を抑えられます。povo2.0にはこの仕組みはなく、LINEの通信も通常のデータを消費します。
サブ回線として持つならどちらですか?
サブ回線ならpovo2.0が向きます。基本料0円で、必要な月だけ使い放題(24時間)330円や大きめのデータを足せるためです。ただし180日以上、有料トッピング購入等がないと利用停止・契約解除になる場合があります。