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楽天モバイルは、解約や乗り換えの手数料が基本的にかかりません。ただし、解約のタイミングやキャンペーンの条件によっては損をする場合があります。
結論として、乗り換え先がMNPワンストップ対応なら、楽天側の解約手続きは不要です。まず解約前に確認すべき点を整理します。
この記事でわかること
- 楽天モバイルの解約方法と手数料(0円になる条件と例外)
- 損しない解約タイミングと段階制の請求の仕組み
- 楽天ポイント・SPU・キャンペーン特典が失効する条件
- 端末残債・楽天カード・楽天ひかりの扱い
- 番号を引き継ぐMNPワンストップ乗り換えの流れ
楽天モバイルを解約・乗り換えする前の結論
楽天モバイルは最低利用期間がなく、いつでも解約できます。MNP転出手数料は0円で、番号を引き継いで他社へ乗り換えられます。(2026年7月時点)

番号を残して乗り換えるなら「解約」ではなく「MNP転出」を選びます。番号が不要でやめるだけなら「解約」です。目的で手続きが変わります。
目的で選ぶ手続き
- 番号を残したい:MNP転出。乗り換え先がワンストップ対応なら楽天側の操作は不要
- 番号は不要:解約。my 楽天モバイルから3ステップで完了
手数料そのものより、損につながりやすいのはタイミングとポイント特典です。月途中で解約すると、その月の楽天市場での特典ポイントが対象外になります。この記事では、その「見えない損」を先につぶします。
楽天モバイルの解約・MNP転出の手順
手続きはすべて「my 楽天モバイル」から完結します。店舗に行く必要はありません。番号を残すかどうかで進む先が変わります。
番号を残さず解約する手順
番号が不要なら、次の3ステップで解約できます。
- my 楽天モバイルにログインする
- 「契約プラン」→「各種手続き」→「解約」を選ぶ
- 内容を確認して申し込みを確定する
使えなくなったSIMカードは返却不要です。楽天モバイル公式は、各地域の分別ルールに合わせて破棄するよう案内しています。
番号を引き継いで乗り換える手順(MNP転出)
番号を残すなら「解約」ではなくMNP転出を選びます。乗り換え先がMNPワンストップに対応しているかで手順が分かれます。
乗り換え先で手順が分かれる
- ワンストップ対応先:楽天側の操作は不要。乗り換え先の申し込み画面で手続きし、開通した時点で楽天モバイルが自動解約になる
- ワンストップ非対応先:my 楽天モバイルで「他社へのお乗り換え(MNP)」からMNP予約番号を発行し、乗り換え先で入力する
MNP予約番号を発行するときの注意
MNP予約番号はmy 楽天モバイルから即日発行できます。有効期限は発行日を含めて15日間です。乗り換え先によっては「残り7〜13日以上」を申し込み条件にしている場合があるため、発行したら早めに手続きを進めてください。
予約番号を発行しただけでは解約になりません。乗り換え先で開通した時点で楽天モバイルが自動解約になります。
解約タイミングで損しない考え方
楽天モバイルの料金は、使ったデータ量で決まる段階制です。月末に解約しても、その月に使った分は請求されます。日割りにはなりません。
日割りにならない段階制の仕組み
段階制とは、月内の合計データ量で料金が決まる仕組みです。3GBまで、20GBまで、20GB超の3段階で自動的に料金が変わります。解約月も、その月に使った合計データ量で精算されます。

たとえば7月20日に解約しても、7月1日から20日までに使ったデータ量で料金が決まります。1日から使っていなければ請求は最小段階で済みます。
逆に月初に20GBを超えて使っていれば、20日で解約しても最上段階の料金がかかります。
チェックポイント
「月初に解約すれば安く済む」という調整は効きません。安くしたいなら、解約日ではなく解約するまでに使うデータ量を抑えます。
月途中の解約で当月のポイント特典を逃す
月の途中で解約すると、その月に予定していた楽天モバイル特典のポイントが対象外になります。楽天市場のSPU(後述)も解約した月から対象外です。ポイント目的で契約している人は、当月分の特典を受け取ってから解約するのが無難です。
現実的には、乗り換え先の開通日と、楽天側で使うデータ量の両方を意識します。二重で料金がかからないよう、月内の使い方を決めてから切り替えてください。
解約月の支払いと請求
解約月に何がかかるかを一覧にします。手数料の有無は、回線の利用開始日で決まります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解約事務手数料 | 原則0円。ただし2025年4月1日以降に開始した回線を1年以内に解約する場合は最大1,078円(税込)。割引適用中はこれより下がる場合あり |
| MNP転出手数料 | 0円 |
| SIM返却 | 不要(分別して破棄) |
| 解約月の料金 | 日割りなし。使ったデータ量に応じて段階制で精算 |
| 請求時期 | 解約した月の料金は翌月に請求 |
手数料がかかるのはこの条件だけ
短期間で解約する予定がある人は、開始日が2025年4月1日以降かどうかを確認しておくと、手数料の有無がわかります。プランを変更していても、起算日は変更前の利用開始日です。(2026年7月時点)
楽天ポイント・SPU・キャンペーン特典で損しないために
楽天モバイルの解約でいちばん損が出やすいのがポイントまわりです。手数料0円でも、特典を取り逃すと実質的な損になります。
楽天市場のSPU(+4倍)は解約した月から対象外
楽天モバイルを契約していると、楽天市場での買い物のポイントが+4倍になります(月間の獲得上限2,000ポイント・要エントリー)。この特典は解約した月から対象外です。
付与されるのは期間限定ポイントで、有効期限は付与の翌月末までです。楽天市場をよく使う人は、この+4倍が消える分も含めて乗り換えのメリットを判断してください。
キャンペーンの特典ポイントは付与時期を確認する
申し込み時のキャンペーンには、ポイント付与や割引の条件がついている場合があります。付与前に解約すると、特典を受け取れないことがあります。解約前に、my 楽天モバイルで付与時期と条件を確認してください。
- ポイント付与前に解約すると、特典ポイントを受け取れない場合がある
- 受け取った期間限定ポイントには有効期限がある(付与月の翌月末など)
- 「〇カ月利用で付与」など、継続利用が条件のキャンペーンは途中解約で無効になることがある
期間限定ポイントの残高と有効期限を先に使い切る
期間限定ポイントは有効期限が短く、解約とは関係なく期限切れで消えます。解約の前に残高と期限を確認し、楽天市場や楽天ペイで使い切っておくと取りこぼしません。
通常ポイントは最後の獲得月から1年で失効しますが、楽天IDが残っていれば解約後もそのまま使えます。
端末残債・楽天カード・楽天ひかりの扱い
楽天モバイルの解約は、他の楽天サービスや端末の支払いにそのまま連動しません。個別に確認しておきます。
端末を分割で買った場合は残債が残る
端末を分割払いで購入している場合、解約後も残りの支払いは続きます。回線をやめても分割契約は消えません。
残債の有無と残り回数は、解約前にmy 楽天モバイルで確認してください。一括で清算するか、分割を続けるかを選べます。
楽天カード・楽天銀行・楽天IDは影響を受けない
楽天カードや楽天銀行は、楽天モバイルとは別の契約です。回線を解約しても、カードや銀行口座、楽天ID自体は解約されません。
貯めた楽天ポイントも楽天IDに残ります。影響が出るのは、あくまで「楽天モバイル契約が条件の特典」だけです。
楽天ひかりとのセット特典は当月から対象外
楽天ひかりと楽天モバイルをセットで使っている場合、月途中に楽天モバイルを解約すると、楽天市場のSPU特典が当月から進呈対象外になります。楽天ひかり自体は継続できますが、モバイル解約でセットのポイント優遇は縮む点を見込んでおきます。
MNPワンストップ対応の乗り換え先での手順
2023年以降、多くの事業者がMNPワンストップに対応しています。対応先ならMNP予約番号は不要で、乗り換え先の申し込み画面だけで完結します。

| 乗り換え先 | ワンストップ対応 | 必要な手続き |
|---|---|---|
| ドコモ/ahamo/irumo | 対応 | 予約番号不要。乗り換え先で開通操作 |
| au/UQモバイル/povo | 対応 | 予約番号不要。乗り換え先で開通操作 |
| ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMO | 対応 | 予約番号不要。乗り換え先で開通操作 |
| mineo/IIJmio/日本通信など | 対応 | 予約番号不要。乗り換え先で開通操作 |
| 上記以外・店頭手続きなど | 非対応の場合あり | my 楽天モバイルでMNP予約番号を発行 |
ワンストップ対応先なら、楽天側で解約ボタンを押す必要はありません。乗り換え先で回線が開通した時点で、楽天モバイルは自動的に解約になります。二重契約や手続き漏れを防げるので、対応先を選ぶのが手軽です。
再契約と電話番号の扱い
解約後の再契約は可能です。ただし、解約で番号が消えると同じ番号には戻せません。番号を残したいなら、解約ではなくMNP転出で他社へ引き継ぎます。
「一度やめて後でまた使うかも」という場合も、番号を残したいならMNPで他社へ移すか、慎重に判断しましょう。再契約でキャンペーン特典を狙う場合は、対象条件(新規のみ・出戻り対象外など)を申し込み前に確認してください。
楽天モバイルからの乗り換え先
乗り換え先は、使い方で選びます。大容量やオンライン中心ならドコモ系、料金の安さ重視ならMVNOが候補です。いずれもMNPワンストップに対応しています。
| タイプ | 候補 | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| 大容量・オンライン中心 | ahamo | 30GBと5分通話込みで管理しやすい |
| 料金を抑えたい | mineo | 小〜中容量を安く使いたい人向け |
| ソフトバンク回線で安く | LINEMO | オンライン完結・LINEをよく使う人向け |
データ量の多い人はahamo、月々の支払いを抑えたい人はmineo、ソフトバンク回線で安く使いたい人はLINEMOが候補です。いずれも実際に使ったうえで、料金と速度をまとめています。
よくある疑問
解約・乗り換えで迷いやすい点を、事実ベースで整理します。
楽天モバイルの解約に手数料はかかりますか?
原則0円です。ただし2025年4月1日以降に開始した回線を1年以内に解約する場合のみ、最大1,078円(税込)の解約事務手数料がかかります。割引適用中はこれより下がる場合があります。
番号はそのまま乗り換えられますか?
MNP転出なら番号を引き継げます。MNP転出手数料は0円です。乗り換え先がMNPワンストップ対応なら、楽天側の解約手続きは不要です。
解約月は日割りになりますか?
日割りにはなりません。使ったデータ量に応じて段階制で精算され、翌月に請求されます。
解約すると楽天ポイントは消えますか?
楽天IDに貯めた通常ポイントは残ります。ただし楽天市場のSPU+4倍は解約した月から対象外です。期間限定ポイントは有効期限が短いため、解約前に使い切っておくと安心です。
まとめ:解約前チェックリスト5つ
解約・乗り換えの前に、この5つだけ確認すれば損は防げます。
解約前に確認する5つ
- 回線の開始日が2025年4月1日以降で1年以内なら、解約事務手数料(最大1,078円)がかかる
- 楽天市場のSPUやキャンペーンの付与時期・条件を「my 楽天モバイル」で確認した(月途中解約で当月分は対象外)
- 端末の分割残債の有無と、期間限定ポイントの残高・有効期限を確認した
- 楽天カード・楽天銀行・楽天IDは解約の影響を受けないと理解した
- 乗り換え先がMNPワンストップ対応か確認した(対応なら楽天側の手続き不要)
乗り換え先の詳しい評判はahamoの評判・料金、mineoの評判・料金、LINEMOの検証レビューで確認できます。(2026年7月時点)