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MNPとは?乗り換え前に知っておくべき注意点と手続きの流れを徹底解説で迷っている人向けに、料金・使いやすさ・注意点を先に整理します。結論だけでなく、申し込み前に確認すべきポイントまで押さえることで、失敗しにくくなります。
MNPワンストップに対応している組み合わせなら、予約番号なしで手続きできます。対応端末、解約月の料金、契約事務手数料を確認してから申し込みましょう。
MNP予約番号が不要な場合があります
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・ahamo・povo2.0・LINEMO・ワイモバイルなど、対応事業者間のオンライン乗り換えでは、MNPワンストップにより予約番号なしで手続きできる場合があります。店舗や一部サービスでは従来どおりMNP予約番号が必要なこともあるため、申し込み画面で確認しましょう。
MNPとは?仕組みと2023年以降の変更点
MNP(Mobile Number Portability)とは、今使っている電話番号をそのまま他社に乗り換えられる制度です。2006年に開始され、現在ではすべての携帯キャリア・格安SIMで利用できます。
MNPを使えば、長年使い続けた電話番号を変える必要がありません。連絡先の変更通知も不要で、銀行やSNSの二段階認証もそのまま使えます。
MNPワンストップ方式とは(2023年5月開始)
2023年5月24日から「MNPワンストップ方式」がスタートしました。対応キャリア間であれば、MNP予約番号の取得が不要になり、乗り換え手続きが大幅に簡略化されています。
MNPワンストップ対応キャリア(2026年7月時点)
- ドコモ / ahamo
- au / UQモバイル / povo
- ソフトバンク / ワイモバイル / LINEMO
- 楽天モバイル
- 日本通信SIM / mineo / IIJmio / NUROモバイル など
ワンストップ方式では、乗り換え先のキャリアで申し込みを進めると、自動的に元のキャリアへ解約手続きが行われます。従来のように電話やマイページでMNP予約番号を発行する手間がなくなりました。
従来方式(ツーストップ)との違い
| 項目 | ワンストップ方式 | 従来方式(ツーストップ) |
|---|---|---|
| MNP予約番号 | 不要 | 必要(有効期限15日) |
| 元キャリアへの連絡 | 不要 | 電話・マイページで取得 |
| 手続きの流れ | 乗り換え先で完結 | 2社でそれぞれ手続き |
| 所要時間 | 最短10分 | 30分〜1時間 |
ただし、乗り換え先がワンストップ非対応の場合は、従来どおりMNPワンストップ対応の事業者間なら予約番号は不要です(非対応の場合は従来どおり予約番号を取得します)。申し込み前に対応状況を確認しておきましょう。
MNP乗り換えの完全手順【5ステップ】

MNP乗り換えは、最短即日で完了します。以下の5ステップで進めれば、初めての方でも迷わず手続きできます。乗り換え先の比較から開通までまとめて確認したい人は、格安SIMの乗り換え方法とおすすめ4社比較も参考にしてください。
ステップ1:SIMロック解除(必要な場合)
2021年10月以降に発売された端末は、原則SIMロックがかかっていません。それ以前の端末を使っている場合は、SIMロック解除が必要です。
SIMロック解除の確認方法
- iPhone:設定 → 一般 → 情報 → 「SIMロック」が「SIMロックなし」ならOK
- Android:設定 → 端末情報 → SIMカードステータスで確認
SIMロック解除は各キャリアのマイページから無料で手続きできます。2023年10月以降、手数料は全社0円になっています。
ステップ2:MNP予約番号の取得(ワンストップ非対応の場合)
乗り換え先がワンストップに対応していない場合は、現在のキャリアでMNP予約番号を取得します。
| キャリア | 取得方法 | 受付時間 |
|---|---|---|
| ドコモ | My docomo / 電話(151) | 9:00〜20:00 |
| au | My au / 電話(0077-75470) | 9:00〜20:00 |
| ソフトバンク | My SoftBank / 電話(*5533) | 9:00〜20:00 |
| 楽天モバイル | my 楽天モバイル | 24時間 |
MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。取得先や手順はMNP予約番号の取得方法とワンストップとの違いで確認できます。多くの格安SIMでは「有効期限が10日以上残っている」ことが申し込み条件になっているため、取得したら当日〜翌日中に申し込むのがベストです。
ステップ3:新しいキャリアに申し込み
乗り換え先の公式サイトから申し込みます。必要なものは以下のとおりです。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- クレジットカードまたは口座情報
- MNP予約番号(ワンストップ非対応の場合)
- メールアドレス(キャリアメール以外を推奨)
eSIM対応端末なら、申し込みから開通まで最短数分で完了します。物理SIMの場合は、SIMカードの配送に1〜3日かかります。
ステップ4:回線切り替え(開通手続き)
SIMカードが届いたら、開通手続きを行います。多くの場合、マイページやアプリから「回線切り替え」ボタンを押すだけで完了します。
開通手続きの注意点
回線切り替えを行うと、元のキャリアは自動的に解約されます。この切り替え中(数分〜最大2時間程度)は電話の発着信ができなくなるため、時間に余裕のあるタイミングで行いましょう。
ステップ5:APN設定
SIMカードを端末に挿入したら、APN(アクセスポイント)の設定を行います。
- iPhone:構成プロファイルをダウンロードしてインストール
- Android:設定 → モバイルネットワーク → APNで情報を入力
多くの格安SIMでは、公式サイトに設定手順が画像付きで掲載されています。設定が完了したら、Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信ができるか確認しましょう。
MNP乗り換えで失敗しないための5つの注意点

MNP乗り換えは簡単になりましたが、事前に確認しておかないと後悔するポイントがいくつかあります。以下の5点を必ずチェックしてください。
注意点1:キャリアメールが使えなくなる
乗り換えると「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールは使えなくなります。
ただし、各キャリアでは「キャリアメール持ち運びサービス」(月額330円)を提供しています。どうしても必要な場合は、解約前に申し込んでおきましょう。
おすすめの対策
乗り換え前にGmailやYahoo!メールなどのフリーメールに移行しておくと、今後の乗り換えでも困りません。重要なサービスの登録メールアドレスを事前に変更しておきましょう。
注意点2:端末の対応バンド(周波数帯)を確認
今使っているスマホが乗り換え先のキャリアの電波に対応しているか確認が必要です。特に注意が必要なのは以下のケースです。
- ドコモ → au/ソフトバンク系への乗り換え
- 海外で購入した端末
- 古い端末(2019年以前発売)
各キャリアの公式サイトには「動作確認端末一覧」が掲載されています。申し込み前に必ず確認してください。
注意点3:乗り換え当日は一時的に電話が使えない
回線切り替え中は、数分〜最大2時間程度、電話の発着信ができなくなります。緊急の連絡が予想される日は避けましょう。
また、受付時間外(21時以降など)に切り替え手続きをすると、翌日の開通になる場合があります。即日開通したい場合は、午前中〜夕方に手続きするのがおすすめです。
注意点4:家族割・セット割が外れる可能性
現在のキャリアで家族割や光回線とのセット割を適用している場合、乗り換えると割引が終了します。
また、家族の中で1人だけ乗り換えると、残った家族の割引額が減る場合もあります。家族で利用している場合は、事前に料金シミュレーションをしておきましょう。
注意点5:端末の残債と購入サポート
端末を分割払いで購入している場合、乗り換え後も支払いは継続します。また、「いつでもカエドキプログラム」などの購入サポートを利用している場合、乗り換え時に端末を返却しないと残債が発生することがあります。
| キャリア | 購入サポート名 | 注意点 |
|---|---|---|
| ドコモ | いつでもカエドキプログラム | 端末返却が条件 |
| au | スマホトクするプログラム | 端末返却が条件 |
| ソフトバンク | 新トクするサポート | 端末返却が条件 |
乗り換え前にマイページで残債と返却条件を確認しておきましょう。
MNP乗り換えにかかる費用まとめ
MNP転出手数料は原則0円ですが、乗り換え全体が必ず無料になるわけではありません。契約解除料、契約事務手数料、SIM発行料、端末残債を分けて確認してください。
| 費用 | 確認点 |
|---|---|
| MNP転出手数料 | 原則0円 |
| 契約解除料 | 契約内容や短期解約の条件により最大1,100円の場合がある |
| 契約事務手数料・SIM発行料 | 事業者と申込方法で異なる |
| 端末残債 | 乗り換え後も支払いが続く |
| 解約月と初月の料金 | 日割りの有無は事業者ごとに異なる |
事務手数料やSIM発行料は改定されることがあります。申し込み直前に、乗り換え元の解約条件と乗り換え先の料金ページを確認してください。
初月の料金について
乗り換え月は、元のキャリアと新しいキャリアの両方で料金が発生します。ただし、多くのキャリアでは以下のルールが適用されます。
- 元のキャリア:解約月は日割りなし(月末まで満額)が多い
- 新しいキャリア:初月は日割り計算が多い
元の契約が日割りされず、新しい契約が日割りされる場合は月末が有利です。ただし、SIM到着や開通期限があるため、料金ルールを確認して余裕のある日に切り替えてください。
よくある質問
申し込み前に迷いやすい点を、条件と注意点を含めて回答します。
Q. MNPで電話番号は変わりますか?
いいえ、MNPを利用すれば電話番号は変わりません。MNP(携帯電話番号ポータビリティ)は、まさに電話番号を持ち運ぶための制度です。乗り換え後も同じ番号をそのまま使い続けられます。
Q. 乗り換え当日は電話が使えなくなりますか?
回線切り替え中は、数分〜最大2時間程度、電話が使えなくなる時間帯があります。この間はWi-Fi環境があればLINE通話やIP電話は利用可能です。緊急の連絡が必要な日は避け、時間に余裕があるときに手続きしましょう。
Q. MNPワンストップに対応しているか確認する方法は?
乗り換え先の公式サイトで確認できます。申し込み画面で「MNP予約番号」の入力欄がなければワンストップ対応、入力が必須であれば従来方式と判断できます。
主要キャリアでは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルとそのサブブランド(ahamo・povo・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル)はすべてワンストップに対応しています。
Q. MNP予約番号の有効期限が切れたらどうなる?
有効期限が切れても特にペナルティはありません。再度MNP予約番号を取得すれば、あらためて乗り換え手続きができます。ただし、期限切れで申し込みが無効になると手間がかかるので、取得後は早めに手続きしましょう。
Q. 格安SIMに乗り換えるとどれくらい安くなる?
安くなる金額は、現在の料金・割引・端末代・通話量で変わります。下の代表例を参考に、現在の請求額と同じ条件で比較してください。
| キャリア | データ容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ahamo | 30GB | 2,970円 |
| LINEMO | 30GB | 2,970円 |
| 楽天モバイル | 無制限 | 3,278円 |
| UQ mobile | 35GB | 3,828円 |
| IIJmio | 25GB | 2,000円 |
年間で5〜6万円の節約になるケースも珍しくありません。通信品質も大手キャリアと変わらないため、特にこだわりがなければ格安SIMへの乗り換えがおすすめです。