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MNP予約番号とは?MNPワンストップとの違い
MNP予約番号とは、今使っている電話番号をそのまま他社に乗り換えるために必要な10桁の番号です。ただし、2023年5月から始まった「MNPワンストップ」に対応しているキャリア間の乗り換えであれば、この予約番号は不要になりました。
MNP(Mobile Number Portability)は「携帯電話番号ポータビリティ」の略称で、電話番号を変えずに携帯会社を乗り換えられる制度です。以前は乗り換え時に必ずMNP予約番号が必要でしたが、手続きの簡略化が進んでいます。
MNP予約番号とMNPワンストップの違い
| 項目 | MNP予約番号 | MNPワンストップ |
|---|---|---|
| 開始時期 | 2006年10月〜 | 2023年5月24日〜 |
| 予約番号の取得 | 必要(転出元で取得) | 不要 |
| 手続き回数 | 2回(転出元+転入先) | 1回(転入先のみ) |
| 有効期限 | 15日間 | なし |
| 対応キャリア | 全キャリア | 対応キャリアのみ |
MNPワンストップの最大のメリットは、転入先のキャリアでの手続きだけで乗り換えが完了する点です。転出元に連絡してMNP予約番号を取得する手間が省けるため、乗り換えのハードルが大幅に下がりました。
[sbd_box_content icon=”point” title=”MNPワンストップ対応キャリア(2026年4月時点)”]大手キャリア:ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
サブブランド:UQモバイル、ワイモバイル
オンライン専用:ahamo、povo、LINEMO
格安SIM:mineo、IIJmio、日本通信SIMなど
[/sbd_box_content]上記の対応キャリア同士であれば予約番号なしで乗り換えできます。一方、対応していないキャリアからの転出や、対応キャリアでも一部条件によっては従来どおりMNP予約番号が必要になるケースもあります。
MNP予約番号の取得方法(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天)
MNP予約番号は各キャリアのマイページ(オンライン)・電話・店舗のいずれかで取得できます。最も手軽なのはマイページからの取得で、24時間いつでも手続き可能です。
ドコモのMNP予約番号取得方法
| 取得方法 | 詳細 | 受付時間 |
|---|---|---|
| My docomo | 「契約内容・手続き」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」 | 24時間 |
| 電話 | ドコモ携帯:151 / 一般電話:0120-800-000 | 9:00〜20:00 |
| ドコモショップ | 本人確認書類を持参 | 各店舗の営業時間 |
auのMNP予約番号取得方法
| 取得方法 | 詳細 | 受付時間 |
|---|---|---|
| My au | 「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」→「MNP予約」 | 24時間 |
| 電話 | 0077-75470 | 9:00〜20:00 |
| auショップ | 本人確認書類を持参 | 各店舗の営業時間 |
ソフトバンクのMNP予約番号取得方法
| 取得方法 | 詳細 | 受付時間 |
|---|---|---|
| My SoftBank | 「契約・オプション管理」→「MNP予約番号の取得」 | 24時間 |
| 電話 | ソフトバンク携帯:*5533 / 一般電話:0800-100-5533 | 9:00〜20:00 |
| ソフトバンクショップ | 本人確認書類を持参 | 各店舗の営業時間 |
楽天モバイルのMNP予約番号取得方法
| 取得方法 | 詳細 | 受付時間 |
|---|---|---|
| my 楽天モバイル | 「契約プラン」→「その他のお手続き」→「MNP予約番号発行」 | 24時間 |
| 楽天モバイルショップ | 本人確認書類を持参 | 各店舗の営業時間 |
- MNP転出手数料は2021年4月以降、全キャリアで無料です
- 予約番号を取得しただけでは解約にはなりません
- 有効期限は発行日を含めて15日間
- 多くの格安SIMは「有効期限10日以上」を申込条件にしているため、取得後すぐに申し込むのがベストです
MNPワンストップで乗り換える手順(予約番号不要)
MNPワンストップ対応キャリア間の乗り換えは、転入先での手続きのみで完結します。MNP予約番号の取得が不要なため、最短で当日中に乗り換えが完了します。
MNPワンストップの乗り換え手順
ステップ1:転入先のキャリアで申し込み
乗り換え先の公式サイトまたは店舗で新規申し込みを行います。申込時に「他社からの乗り換え(MNP)」を選択し、現在使用している電話番号を入力します。
ステップ2:本人確認
本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)をアップロードまたは店頭で提示します。eKYC(オンライン本人確認)に対応しているキャリアなら、スマホのカメラで撮影するだけで完了します。
ステップ3:転出元での認証
申し込み後、転出元キャリアのマイページにリダイレクトされます。ログインして「MNP転出に同意する」を選択すれば、自動的に手続きが進みます。
ステップ4:SIMカード到着・切替
SIMカードが届いたら、マイページまたは専用ダイヤルで回線切替を行います。eSIMの場合は申込完了後すぐに設定が可能です。
[sbd_box_content icon=”point” title=”MNPワンストップのメリット”]- 転出元への連絡が不要(マイページでの認証のみ)
- MNP予約番号の有効期限を気にしなくてよい
- eSIMなら最短即日で乗り換え完了
- 引き止めの電話対応が不要
MNPワンストップが使えないケース
以下のケースでは、MNPワンストップが利用できないため、従来どおりMNP予約番号が必要です。
- 転出元がMNPワンストップ未対応のキャリア
- 転入先がMNPワンストップ未対応のキャリア
- 法人契約の回線
- 転出元のマイページにログインできない場合
乗り換え前に、転出元・転入先の両方がMNPワンストップに対応しているか確認しておきましょう。
MNP乗り換えの完全手順(SIMロック解除→申込→切替)
MNP乗り換えの基本的な流れは「SIMロック解除→MNP予約番号取得(必要な場合)→新キャリア申込→SIM切替」の4ステップです。順番に解説します。
ステップ1:SIMロック解除
2021年10月以降に発売された端末は、最初からSIMロックがかかっていません。それ以前に購入した端末を使い続ける場合は、SIMロック解除が必要です。
| キャリア | SIMロック解除方法 | 手数料 |
|---|---|---|
| ドコモ | My docomo / ドコモショップ | 無料 |
| au | My au / auショップ | 無料 |
| ソフトバンク | My SoftBank / ソフトバンクショップ | 無料 |
SIMロック解除手数料は2023年10月から全キャリアで無料になりました。マイページから手続きすれば数分で完了します。
ステップ2:MNP予約番号の取得(必要な場合のみ)
MNPワンストップ対応キャリア間の乗り換えなら、このステップは不要です。非対応キャリアから転出する場合のみ、前章で解説した方法でMNP予約番号を取得してください。
ステップ3:新キャリアへの申し込み
乗り換え先のキャリア公式サイトまたは店舗で申し込みます。申込時に必要なものは以下のとおりです。
[sbd_box_content icon=”point” title=”申し込みに必要なもの”]- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- クレジットカードまたは銀行口座情報
- MNP予約番号(ワンストップ非対応の場合)
- メールアドレス
申し込みの際は、以下の点に注意しましょう。
- SIMカードかeSIMか:eSIM対応端末ならeSIMを選ぶと即日開通可能
- 回線タイプ:格安SIMの場合、ドコモ回線・au回線など選択できる場合あり
- オプション:不要なオプションは外しておく
ステップ4:SIM到着・回線切替
SIMカードが届いたら、回線切替の手続きを行います。マイページまたは専用ダイヤルから切替手続きをすると、数分〜数時間で新しいSIMが開通し、同時に元のキャリアは自動解約となります。
| 手順 | 内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1 | マイページまたは電話で回線切替を申請 | 5分程度 |
| 2 | 新しいSIMカードを端末に挿入 | 1分程度 |
| 3 | APN設定(必要な場合) | 5分程度 |
| 4 | 通話・データ通信の動作確認 | 5分程度 |
回線切替は受付時間が決まっている場合が多いです。一般的に9:00〜21:00の間に手続きすれば当日中に開通しますが、時間外に手続きすると翌日開通になることがあります。
APN設定について
格安SIMに乗り換える場合、APN(アクセスポイント名)の設定が必要になることがあります。iPhoneは構成プロファイルをインストール、Androidは設定画面から手動入力するのが一般的です。詳しい設定方法は各キャリアの公式サイトで確認できます。
よくある質問
MNP予約番号の有効期限が切れたらどうなる?
MNP予約番号の有効期限が切れても、特にペナルティはありません。単に予約番号が無効になるだけで、現在の契約はそのまま継続されます。再度乗り換えたい場合は、改めてMNP予約番号を取得してください。
ただし、多くの格安SIMでは「有効期限が10日以上残っている」ことが申込条件になっています。予約番号を取得したら、できるだけ早く申し込むのがおすすめです。
MNP転出に手数料はかかる?
MNP転出手数料は、2021年4月以降すべてのキャリアで無料です。以前は2,000〜3,000円程度の手数料がかかっていましたが、総務省の指導により撤廃されました。
ただし、以下の費用は発生する可能性があるため注意してください。
- 端末の分割払い残債:解約後も支払い継続
- 契約解除料:2022年7月以降の契約は廃止済み。それ以前の旧プランは確認が必要
- 新キャリアの事務手数料:3,300円程度(無料のキャリアも多い)
MNPワンストップに対応しているか確認する方法は?
転入先のキャリア公式サイトで「MNPワンストップ対応」の記載を確認するのが確実です。申込画面に進んだ際に「MNP予約番号」の入力欄がなく、「転出元キャリアを選択」という形式になっていればワンストップに対応しています。
また、総務省の「携帯電話ポータルサイト」でも対応キャリアの一覧を確認できます。
乗り換え当日にやることは?
SIMカードが届いてから実際に使い始めるまでの手順は以下のとおりです。
[sbd_box_content icon=”point” title=”乗り換え当日のチェックリスト”]- 回線切替の手続き(マイページまたは電話)
- 新しいSIMカードを端末に挿入
- APN設定(格安SIMの場合)
- 通話テスト(111に発信すると無料でテスト可能)
- データ通信テスト(Wi-Fiをオフにしてブラウザを開く)
- キャリアメールのバックアップ確認(必要な場合)
回線切替から開通までは、早ければ数分、遅くても数時間で完了します。切替中は一時的に圏外になりますが、開通すれば自動的に電波を掴むようになります。
キャリアメールはどうなる?
ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアメールは、解約後も月額330円の「メール持ち運びサービス」を利用すれば継続して使用できます。乗り換え後31日以内に申し込む必要があるため、必要な方は忘れずに手続きしてください。
ただし、今後の乗り換えを考えると、Gmailなどのフリーメールに移行しておくのがおすすめです。