SIMロック解除とは?必要なケースと手続き方法を解説

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SIMロック解除とは?必要なケースと手続き方法を解説

乗り換え前に必読!SIMロック解除のメリット・デメリットと手続き方法を徹底解説で迷っている人向けに、料金・使いやすさ・注意点を先に整理します。結論だけでなく、申し込み前に確認すべきポイントまで押さえることで、失敗しにくくなります。

この記事では「SIMロック解除とは?2023年10月から完全無料になった経緯」を軸に、初心者でも判断しやすいように比較します。自分に合う選択肢を早く見つけたい人は、比較表と注意点から確認してください。

SIMロックは現在かなり少なくなっています

2021年9月以前に発売された端末は、SIMロック解除が必要な場合があります。新しい端末や中古端末でも、乗り換え前に対応バンドとSIMロック状態を確認しておきましょう。

SIMロック解除とは?2023年10月から完全無料になった経緯

SIMロック解除とは、携帯キャリアが端末に設定している「他社SIMを使えなくする制限」を外す手続きです。2023年10月1日以降、店頭・オンラインともに完全無料化され、以前のような手数料3,300円は不要になりました。

SIMロックは、端末を購入したキャリアのSIMカードしか使えないよう制限する仕組みです。以前は、購入元と異なる回線へ乗り換える際に解除が必要な端末がありました。

現在はSIMロックのない端末が中心です。ただし、2021年9月以前に発売された端末では、乗り換え先の回線によって解除が必要な場合があります。

SIMロック解除の歴史

  • 2015年5月:SIMロック解除が義務化(手数料3,300円)
  • 2021年10月:新規発売端末は原則SIMフリーで出荷
  • 2023年10月:SIMロック解除手数料が完全無料化

2021年9月以前に発売された端末は、格安SIMへの乗り換えや海外利用の前にSIMロック状態を確認してください。解除の要否は機種と購入元でも変わります。

なお、楽天モバイルは自社端末にSIMロックを設定していないため、楽天モバイルで購入した端末はそのまま他社SIMを挿して使えます。

SIMロック解除のメリット3つ

SIMロック解除の3つのメリットを示した図

SIMロック解除には、通信費の節約から海外利用まで、実用的なメリットがあります。ここでは主な3つのメリットを解説します。

メリット①:格安SIMに乗り換えて通信費を大幅節約

SIMロック解除の最大のメリットは、格安SIMへの乗り換えが可能になることです。大手キャリアの月額7,000〜8,000円から、格安SIMなら月額1,000〜3,000円程度に抑えられます。

たとえばドコモで購入したiPhoneをSIMロック解除すれば、ドコモ回線を使う格安SIMだけでなく、au回線やソフトバンク回線を使う格安SIMも選択肢に入ります。回線にこだわらず、料金やサービス内容で自由にキャリアを選べるようになるのです。

契約先 月額料金の目安 年間費用
大手キャリア(無制限プラン) 7,000〜8,000円 約84,000〜96,000円
格安SIM(20GBプラン) 2,000〜3,000円 約24,000〜36,000円
格安SIM(3GBプラン) 1,000〜1,500円 約12,000〜18,000円

年間で5万円以上の節約も十分可能です。SIMロック解除は、この節約の第一歩となります。

メリット②:海外旅行で現地SIMが使える

海外旅行や出張時に、現地の通信会社が販売するプリペイドSIMを使えるようになります。国際ローミングよりも大幅に安く、快適にスマホを使えます。

たとえば、アメリカ旅行で大手キャリアの海外パケット定額を使うと1日あたり約3,000円かかりますが、現地SIMなら1週間で2,000〜3,000円程度に収まることも珍しくありません。

空港のSIMカード売り場や現地の携帯ショップでSIMを購入し、差し替えるだけで使えます。ただし、SIMロックがかかったままでは現地SIMを認識しないため、渡航前のSIMロック解除は必須です。

メリット③:端末の中古価値が上がる

SIMロック解除済みの端末は、中古市場で高く売れる傾向があります。買い手にとって使えるキャリアの選択肢が広がるため、需要が高くなるのです。

フリマアプリや中古スマホ買取店でも、「SIMロック解除済み」の端末は同じ機種・状態でも数千円高く取引されています。機種変更を考えている方は、売却前にSIMロック解除しておくと得です。

SIMロック解除のメリットまとめ

  • 格安SIMへの乗り換えで年間5万円以上の節約も可能
  • 海外旅行時に安価な現地SIMが使える
  • 中古売却時の買取価格アップが期待できる

SIMロック解除のデメリット・注意点

SIMロック解除には基本的にデメリットはありませんが、いくつか知っておくべき注意点があります。

SIMロック解除しても端末の動作保証はない

SIMロック解除後に他社SIMを使う場合、元のキャリアによる動作保証はありません。特に、対応周波数(バンド)の違いにより、電波が入りにくいエリアが生じる可能性があります。

たとえば、ドコモで購入した端末はドコモの周波数帯に最適化されています。au回線の格安SIMに乗り換えた場合、理論上は使えても、建物内や地下で電波が弱くなるケースがあります。

ただし、iPhoneやPixelなど主要メーカーのグローバルモデルは、国内3キャリアの主要周波数に対応しているため、実用上の問題はほとんどありません。

キャリアメールの継続利用に注意

SIMロック解除自体はキャリアメールに影響しませんが、その後に格安SIMへ乗り換えると、@docomo.ne.jp、@au.com、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールは原則使えなくなります。

ただし、各キャリアは「メール持ち運びサービス」を提供しており、月額330円でキャリアメールを継続利用できます。重要な連絡先にキャリアメールを登録している方は、乗り換え前にGmailなどへの移行を検討しましょう。

eSIMは別途SIMロック解除が必要な場合がある

物理SIMカードとは別に、eSIM(内蔵SIM)にもSIMロックがかかっている場合があります。eSIMを他社で使いたい場合は、物理SIMとは別にeSIMのロック解除手続きが必要になることがあります。

2021年9月以前に発売されたeSIM対応端末も、各キャリアのマイページでSIMロック状態を確認しておきましょう。

解除後に戻すことはできない

一度SIMロックを解除すると、再度ロックをかけることはできません。ただし、これが困るケースはほぼありません。SIMロック解除後も元のキャリアのSIMは問題なく使えるため、実質的なデメリットにはなりません。

注意点 影響度 対処法
他社での動作保証なし 低(主要機種なら問題なし) 対応バンドを事前確認
キャリアメールの問題 Gmailへ移行 or 持ち運びサービス利用
eSIMの別途解除 マイページで確認・申請
元に戻せない ほぼなし 気にしなくてOK

キャリア別SIMロック解除の手順(ドコモ/au/ソフトバンク)

ドコモ・au・ソフトバンク3社のSIMロック解除手順を比較した図

各キャリアとも、オンラインでのSIMロック解除が最も簡単で、24時間いつでも手続き可能です。店頭でも無料で対応してもらえますが、待ち時間を考えるとオンラインがおすすめです。

ドコモのSIMロック解除手順

My docomoから24時間手続き可能です。dアカウントでログインし、以下の手順で進めます。

  1. My docomo(https://www.docomo.ne.jp/mydocomo/)にログイン
  2. 「お手続き」→「カテゴリから探す」→「解約・その他」を選択
  3. 「SIMロック解除」を選択
  4. 端末のIMEI番号を入力(設定アプリから確認可能)
  5. 注意事項を確認し、「手続きを完了する」をタップ

IMEI番号の確認方法

iPhone:「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI」
Android:「設定」→「デバイス情報」→「IMEI」
または電話アプリで「*#06#」を入力

ドコモショップでも手続き可能ですが、来店予約が必要です。本人確認書類と対象端末を持参してください。

auのSIMロック解除手順

My auから24時間手続き可能です。au IDでログインし、以下の手順で進めます。

  1. My au(https://www.au.com/my-au/)にログイン
  2. 「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」を選択
  3. 「SIMロック解除のお手続き」を選択
  4. 端末のIMEI番号を入力
  5. 内容を確認し、「この内容で申し込む」をタップ

auショップでも手続き可能です。本人確認書類と対象端末を持参のうえ、来店予約をしてから訪問しましょう。

ソフトバンクのSIMロック解除手順

My SoftBankから24時間手続き可能です。SoftBank IDでログインし、以下の手順で進めます。

  1. My SoftBank(https://www.softbank.jp/mysoftbank/)にログイン
  2. 「契約・オプション管理」→「SIMロック解除手続き」を選択
  3. 端末のIMEI番号を入力
  4. 内容を確認し、「解除手続きをする」をタップ

ワイモバイル、LINEMOで購入した端末も、同様の手順でMy Y!mobile、My Menuから解除可能です。

キャリア オンライン窓口 店頭 手数料
ドコモ My docomo ドコモショップ 無料
au My au auショップ 無料
ソフトバンク My SoftBank ソフトバンクショップ 無料
楽天モバイル 不要 不要

SIMロック解除後の設定(iPhoneの場合)

iPhoneの場合、SIMロック解除後に新しいSIMカードを挿入すると、自動的にアクティベーションが行われます。Wi-Fi環境で「アクティベーションが必要です」と表示されたら、画面の指示に従って進めてください。

Androidの場合は、新しいSIMを挿入後にAPN設定が必要になることがあります。乗り換え先の格安SIMから届く設定ガイドを参考に設定しましょう。

よくある質問

よくある疑問を、条件や注意点を含めて回答します。

SIMロック解除後も保証は継続しますか?

SIMロック解除しても、端末の保証(AppleCare+、各キャリアの補償サービスなど)は継続します。ただし、SIMロック解除後に他社SIMで使用した際のトラブルは、元のキャリアの保証対象外となる場合があります。

メーカー保証(自然故障など)は引き続き有効です。落下や水没などの補償サービスを継続したい場合は、乗り換え先の格安SIMが提供する端末補償オプションへの加入を検討しましょう。

eSIMのロック解除は別途必要ですか?

端末や購入時期によっては、eSIM利用前にSIMロック解除が必要です。機種ごとの対応状況は、乗り換え先の動作確認端末一覧と購入元のマイページで確認してください。

それ以前の端末でeSIMを他社で使いたい場合は、各キャリアのマイページでeSIMのロック状況を確認してください。解除方法は物理SIMと同様、オンラインまたは店頭で手続きできます。

SIMロック解除が不要な端末はどれですか?

以下の端末はSIMロック解除の手続きが不要です。

  • 2021年9月以前に発売された端末ではない:原則として解除不要
  • 楽天モバイルで購入した端末:元々SIMロックなし
  • SIMフリー版として購入した端末:Appleストアや家電量販店で購入したiPhoneなど
  • 中古で「SIMロック解除済み」と記載された端末:前の持ち主が解除済み

自分の端末がSIMロック解除済みかどうかは、iPhoneなら「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」で確認できます。「SIMロックなし」と表示されていれば、解除済みまたは元々SIMフリーの端末です。

格安SIMへの乗り換えとSIMロック解除の関係は?

格安SIMへの乗り換え自体には、SIMロック解除が必須とは限りません。同じ回線の格安SIMに乗り換える場合は、SIMロック解除なしでも使えます

購入元キャリア SIMロック解除が不要な格安SIM(例)
ドコモ ahamo、IIJmio(ドコモ回線)など
au povo、UQモバイル、IIJmio(au回線)など
ソフトバンク LINEMO、ワイモバイル、mineoソフトバンク回線など

ただし、SIMロック解除しておけば、将来的にどの回線の格安SIMにも乗り換えられます。手数料も無料なので、乗り換え予定がなくても解除しておくことをおすすめします。

MNPワンストップとの関係は?

2023年5月から始まった「MNPワンストップ」は、乗り換え時にMNP予約番号の取得が不要になった仕組みです。SIMロック解除とは別の手続きです。

格安SIMへの乗り換えでは、端末によってSIMロック解除が必要です。MNPワンストップ対応の事業者間なら、MNP予約番号の取得は省けます。

格安SIM乗り換えのステップ

  1. 端末のSIMロック確認(2021年9月以前に発売された端末は解除が必要な場合あり)
  2. 乗り換え先の格安SIMを申し込み(MNPワンストップ対応なら予約番号不要)
  3. 届いたSIMカードを挿入し、APN設定
  4. 開通手続きを行い、利用開始

SIMロック解除は無料かつオンラインで簡単に完了します。格安SIMへの乗り換えを検討している方は、まず自分の端末のSIMロック状態を確認し、必要に応じて解除手続きを行いましょう。

端末確認後の申込・開通は、格安SIMの乗り換え手順で順番を確認できます。物理SIMとeSIMのどちらを選ぶか迷う場合は、SIMカードの種類と選び方も参考にしてください。

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