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IIJmioとmineoは、どちらも格安SIM(MVNO)の中で長く支持されてきたサービスです。料金だけで見るとIIJmioが安い容量帯もあれば、mineoが選びやすい容量帯もあります。
まず結論として、端末セットを狙いたい人・25GB以下を安く使いたい人にはIIJmio、低速でもデータを気にせず使いたい人・3回線から選びたい人・ソフトバンク回線が必要な人にはmineoが向いています。この記事では2026年7月時点の料金・回線・機能を軸に、どちらを選ぶべきか整理します。
この記事の結論
- 25GB以下の安さと端末セット重視ならIIJmio、30GB以上や低速使い放題を重視するならmineo
- どちらもMVNOなので、昼休みなど混雑時間帯の速度低下は前提にして選ぶ
- 迷ったら、月の使用量・端末購入の有無・ソフトバンク回線が必要かで決める
結論:IIJmioとmineoはどっちを選ぶべきか
まず「自分はどちら向きか」をざっくり確認できる早見表を用意しました。詳細は後の各セクションで解説します。
| こんな人に | おすすめ |
|---|---|
| スマホ端末とセットで安く買いたい | IIJmio |
| 25GB以下で月額を最小限に抑えたい | IIJmio |
| ドコモまたはau回線が希望 | どちらでも可 |
| ソフトバンク回線を使いたい | mineo |
| 低速でもデータ無制限に近い使い方がしたい | mineo(マイそく) |
| ドコモ・au・ソフトバンクから回線を選びたい | mineo |
| コミュニティやユーザー間サポートを重視 | mineo |
| 30GB以上で料金を比べたい | 要比較(下表参照) |
IIJmioとmineoの基本スペック比較
サービスの基本的な仕様を横並びで確認しておきましょう。
| 項目 | IIJmio | mineo |
|---|---|---|
| 提供回線 | ドコモ・au | ドコモ・au・ソフトバンク |
| 主なプラン | ギガプラン(音声SIM) | マイピタ / マイそく |
| データ容量の選択肢 | 2〜55GB(8段階) | 3〜50GB(マイピタ)/ 速度制限型(マイそく) |
| 端末セット販売 | あり(充実) | あり |
| 低速使い放題 | なし | あり(マイそく・パケット放題) |
| 回線の選択肢 | ドコモ・au | ドコモ・au・ソフトバンク |
| ユーザーコミュニティ | なし | あり(マイネ王) |
| 公式サイト | IIJmio公式 | mineo公式 |
IIJmioはシンプルな料金体系で端末セットが強み。mineoは回線の多様さと独自機能が差別化ポイントです。
料金で比較:容量帯ごとにどっちが安い

音声SIM(通話+データ)の税込月額で比較します。IIJmioはギガプラン、mineoはマイピタが対象です。いずれも2026年7月時点の目安で、変更される可能性があります。最新料金は、IIJmio と mineo の料金ページで見ておくと安心です。
| 容量 | IIJmio(ギガプラン) | mineo(マイピタ) | 安いのは |
|---|---|---|---|
| 2〜3GB帯 | 2GB:850円 | 3GB:1,298円 | IIJmio |
| 5〜7GB帯 | 5GB:950円 | 7GB:1,518円 | IIJmio |
| 10〜15GB帯 | 10GB:1,400円 | 15GB:1,958円 | IIJmio |
| 20〜25GB帯 | 25GB:2,000円 | — | IIJmio |
| 30〜35GB帯 | 35GB:2,400円 | 30GB:2,178円 | mineo |
| 50〜55GB帯 | 55GB:3,900円 | 50GB:2,948円 | mineo |
25GB以下の容量帯ではIIJmioが一貫して安く、特に2〜5GBの差は顕著です。一方、30GB・50GBになるとmineoが逆転します。
料金表だけでは見えない差が、mineoの低速使い放題です。マイピタにはどのコースにもパケット放題が無料で付きます。
mineoのパケット放題(無料付帯)
- 最大1Mbps:3GB・7GBコースに無料付帯
- 最大3Mbps:15GB・30GB・50GBコースに無料付帯(3GB・7GBコースで使う場合は月385円)
- 高速容量を使い切った後も、この速度でデータ量を気にせず使える(3日間で10GB超は制限あり)

つまりmineoは、同じ容量ならIIJmioより高くても、使い切った後に低速で粘れるのが実質的な差です。IIJmioは使い切ると追加チャージ(220円/1GB)が必要になります。
もう一つの選択肢が、高速容量を持たない「マイそく」です。最大1.5Mbpsで使い放題のスタンダードが990円、最大5Mbpsのプレミアムが2,200円(税込)。SNSやテキスト閲覧、音楽ストリーミング程度なら足りますが、高画質動画やオンラインゲームには向きません。
マイそくを選ぶ前に知っておく制限
平日12〜13時はライト・スタンダードが最大32kbps、プレミアムが最大200kbpsまで絞られます。昼休みにスマホを使う人は、この時間帯だけWi-Fiを使う前提が要ります。
時間帯の制限が決められているのはマイそくだけで、マイピタのパケット放題に一律の昼制限はありません。(2026年7月時点)
速度・回線で比較
IIJmioはドコモ回線とau回線を選べます。どちらも人口カバー率の広い回線なので、エリア面での不安は少ないです。
ただし混雑時間帯の速度低下は、どちらを選んでも前提になります。
どちらも共通する弱点
昼休み(12〜13時)や夕方は速度が落ちやすいのが、回線を借りて運営するMVNOに共通する弱点です。IIJmioもmineoも例外ではありません。
この時間帯に動画や地図を使うことが多いなら、大手キャリアのサブブランドやオンライン専用プランも候補に入れて比べます。
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しており、家族で違うキャリアの端末を使っていても合わせやすいのが利点です。
どちらも通信速度の公式保証はなく、エリアや時間帯・端末によって体感は変わります。今使っているキャリアと同じ回線を選ぶと、エリア面でのギャップが生じにくくなります。
機能・サービスで比較
料金以外の機能面での違いをまとめます。
| 機能 | IIJmio | mineo |
|---|---|---|
| 端末セット販売 | ◎ 充実・頻繁にセール | ○ あり |
| eSIM対応 | ○ あり | ○ あり |
| 低速使い放題 | × | ○ マイそく・パケット放題 |
| データチャージ | ○ あり(220円/1GB) | ○ あり |
| データ繰り越し | ○ 翌月末まで | ○ 翌月末まで |
| 複数回線の割引 | × | ○ 複数回線割引 −55円/月・回線 |
| フリータンク(ユーザー間パケット融通) | × | ○ あり |
| ユーザーコミュニティ(マイネ王) | × | ○ あり |
| 通話定額オプション | ○ あり(5分・10分・かけ放題) | ○ あり(10分550円 / 時間無制限1,210円) |
IIJmioは端末セット販売に強く、定期的にスマートフォンの大幅値引きキャンペーンを実施しています。新しいスマホを格安で入手したい場合はIIJmioのセール情報を確認する価値があります。
mineoの「フリータンク」はユーザー間でパケットをシェアする仕組みで、データが足りなくなったときに一時的に補完できます。「マイネ王」というコミュニティでは使い方の質問や情報交換が活発で、サポート以外のチャネルでも情報を得やすい環境です。
IIJmioがおすすめな人
IIJmioが向いている人
- 月25GB以下を使い、月額をできるだけ抑えたい人
- スマートフォン端末をセットで安く購入したい人
- ドコモまたはau回線であればよい人
- シンプルなプラン体系を好む人
- データ繰り越しを活用しながらちょうどいい容量で使いたい人
IIJmioは特に小〜中容量帯の料金の安さが際立っています。詳しい評判や注意点はIIJmioの評判とデメリットでも整理しています。毎月10GBも使わない人にとっては、同等サービスの中でも最安水準に近い選択肢です。また、スマホの買い替えを検討している場合、IIJmioの端末セットキャンペーンを活用すると端末代を大きく節約できることがあります。
mineoがおすすめな人
mineoが向いている人
- 使い切った後も低速でデータ量を気にせず使いたい人
- ソフトバンク回線が必要な人
- ドコモ・au・ソフトバンクから回線を選びたい人
- 30GB以上の大容量を安く使いたい人
- コミュニティや口コミ情報を活用しながら使いたい人
- フリータンクのような互助的な仕組みに魅力を感じる人
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応している点が強みです。詳しい使い勝手はmineoの評判・料金レビューも参考になります。家族で使っている回線がばらばらでも、mineoならドコモ・au・ソフトバンクから選べるため、手持ち端末に合わせやすいです。また、速度よりデータ残量を優先したい人には、マイそくプランという独自の選択肢があります。
用途別おすすめ早見表
| 用途・状況 | おすすめ |
|---|---|
| 月5GB以下で使いたい | IIJmio(2GB 850円 / 5GB 950円) |
| 月10〜25GB使う | IIJmio(10GB 1,400円 / 25GB 2,000円) |
| 月30〜50GB使う | mineo(30GB 2,178円 / 50GB 2,948円) |
| 速度は遅くていいのでデータを気にせず使いたい | mineo(マイそく) |
| 新しいスマホをセットで安く買いたい | IIJmio |
| ソフトバンク回線を使い続けたい | mineo(Sプラン) |
| ドコモまたはau系で最安を狙いたい | IIJmio |
| 使い切った後も低速で粘りたい | mineo(パケット放題が無料付帯) |

それぞれの詳しい使い勝手は、次の記事でまとめています。
IIJmio・mineoへの乗り換え手順
どちらに乗り換える場合も、手順は共通しています。MNP(番号ポータビリティ)を使えば、今の電話番号をそのまま引き継げます。基本の流れはMNPとは?乗り換え前に知るべき注意点でも解説しています。
MNP予約番号は原則いらない
IIJmio・mineoはどちらもMNPワンストップに対応しています。乗り換え先の申し込み画面だけで手続きが完了し、今の携帯会社でMNP予約番号を発行する必要はありません。
予約番号が要るのは、店頭・電話での手続きなど一部の場合だけです(発行した場合の有効期限は15日)。(2026年7月時点)
IIJmioへの乗り換え手順
- IIJmio公式サイトでプランと回線(ドコモ/au)を選択する
- 本人確認書類・支払いクレジットカードを用意して申し込む
- SIMが届いたらAPN設定を行い、開通手続きをする(eSIMならオンラインで即日開通も可能)
mineoへの乗り換え手順
- mineo公式サイトでプラン(マイピタ/マイそく)と回線(ドコモ/au/ソフトバンク)を選ぶ
- 本人確認書類と支払い方法を用意して申し込む
- SIM到着後にAPN設定・開通手続きを行う
今の端末をそのまま使うなら、発売時期を確認しておきます。SIMロック解除が必要なのは2021年9月以前に発売された端末で、それ以降の端末は原則そのまま使えます。解除が必要な場合も、各キャリアのマイページから無料で手続きできます。
まとめ:端末・小中容量はIIJmio、無制限割り切り・回線柔軟はmineo
結論:どっちを選ぶ?
- IIJmio:25GB以下の容量帯では料金の安さが際立つ。端末セットの充実度も高く、スマホ購入とセットで乗り換えるなら検討しやすい
- mineo:ソフトバンク回線対応・3回線対応・低速使い放題(マイそく)など、独自の強みを持つ。30GB以上では料金でも競争力がある
どちらも格安SIMとして十分な実績があり、大きく外れる選択ではありません。「自分が何を重視するか」を軸に選ぶのが一番です。料金の最新情報は変わることがあります。申し込み前に、IIJmio と mineo の料金ページでいまの条件を見ておきましょう。
よくある質問
IIJmioとmineoで迷うときに、よく出る疑問をまとめます。
IIJmioとmineoはどちらが速いですか?
公式に速度保証はなく、時間帯やエリア・端末によって異なります。昼休みや夕方の混雑時は両社ともに速度が落ちやすい傾向がありますが、IIJmioは安定性で比較的高い評価を得ることが多いです。mineoのマイそくプランは常時速度が制限されているプランのため、速度を重視する場合はマイピタプランを選ぶ必要があります。
今の電話番号はそのまま使えますか?
はい、MNP(番号ポータビリティ)を利用すれば、IIJmio・mineoのどちらに乗り換えても現在の電話番号を引き継げます。現在のキャリアでMNP予約番号を取得してから申し込みの手続きを進めてください。
ドコモのiPhoneをそのままIIJmioやmineoに持ち込めますか?
ドコモのSIMロック解除済みのiPhoneであれば、IIJmio(ドコモ回線)やmineo(ドコモ回線)でそのまま使えます。SIMロック解除はドコモのマイページから手続きが可能で、多くの場合は無料です。au・ソフトバンク端末の場合も同様に、各キャリアでSIMロック解除を行った上で、対応回線のプランを選んでください。
mineoのマイそくプランでYouTubeは見られますか?
マイそくの速度(最大1.5Mbps〜5Mbps)でも低画質設定であれば再生できることがありますが、高画質での視聴は安定しないことがあります。動画を頻繁に見る用途には向いておらず、SNS・テキスト閲覧・音楽ストリーミングなどが主な用途に向いています。
IIJmioの端末セットはいつでも安いですか?
IIJmioでは定期的に端末セット価格の割引キャンペーンが実施されています。ただし常に最安値というわけではなく、キャンペーン時期によって対象機種や価格が変わります。購入を検討している場合は、キャンペーン情報は時期で変わるため、購入前にIIJmioのキャンペーンページで対象機種と価格を見ておくのが安心です。