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楽天モバイルのプラチナバンドとは?従来との違い
楽天モバイルのプラチナバンドは、700MHz帯の周波数を使用した電波で、建物内や地下でも繋がりやすいのが最大の特徴です。2024年6月に商用サービスが始まり、2026年現在も対応エリアを拡大中です。

従来の楽天モバイルは主にBand 3(1.7GHz帯)を使用していました。この周波数帯は直進性が高く、高速通信に向いている反面、障害物を回り込む力が弱いという弱点がありました。そのため「屋外では問題なく繋がるのに、建物内に入ると圏外になる」という声が多く聞かれていたのです。
プラチナバンドと従来周波数の違い
- プラチナバンド(700MHz帯):低周波数で障害物を回り込みやすい。建物内・地下・山間部に強い
- 従来のBand 3(1.7GHz帯):高周波数で直進性が高い。広いエリアで高速通信が可能だが、障害物に弱い
プラチナバンドという名称は、電波の「繋がりやすさ」という価値の高さから名付けられました。ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアは以前からプラチナバンドを保有しており、楽天モバイルは後発として参入した形になります。
楽天モバイルは700MHz帯の利用を始めましたが、対応エリアは段階的に整備されています。プラチナバンド対応だけで大手3社と同じつながりやすさになるわけではありません。
プラチナバンド展開による速度・エリアの変化
プラチナバンドは屋内や地下へ回り込みやすい周波数帯ですが、対応エリアに入っただけで速度向上が保証されるものではありません。基地局、端末、混雑状況、建物の構造で結果が変わります。
改善を確認しやすい場所
- 自宅・職場の窓から離れた場所
- 地下の駅・商業施設
- よく利用する道路や郊外
確認するときは、楽天モバイル公式エリアマップに加え、実際に使う場所と時間帯で通信できるかを見ます。人口カバー率だけでは、建物内や地下の利用可否を判断できません。
速度への影響
プラチナバンドの主な役割は、電波が届きにくかった場所を補うことです。すでにBand 3が強い場所で速度が上がるとは限らず、圏外だった場所が必ず通信可能になるとも言い切れません。
プラチナバンド対応端末の確認方法
プラチナバンドの恩恵を受けるには、対応端末を使用していることが必須条件です。対応していない端末では、プラチナバンドエリア内でも従来の電波のみで通信することになります。
対応端末の見分け方
楽天モバイルのプラチナバンドは「Band 28」(700MHz帯)を使用しています。お使いの端末がBand 28に対応しているかどうかで判断できます。
確認方法は以下の3つです。
1. 楽天モバイル公式サイトで確認
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」ページで、端末名を検索すると対応バンドが表示されます。最も確実な確認方法です。
2. 端末メーカーの仕様表で確認
端末メーカーの公式サイトで仕様表を確認し、対応周波数帯にBand 28(700MHz)が含まれているかチェックします。
3. 購入時期で大まかに判断
2024年以降に発売された主要スマートフォンの多くはBand 28に対応しています。iPhoneはiPhone 6以降、Androidは2020年以降の主要機種であれば概ね対応しています。
対応端末の目安
- iPhone:iPhone 6以降(日本版)はすべて対応
- Galaxy:Galaxy S20以降、Galaxy A51以降が対応
- Xperia:Xperia 1 II以降、Xperia 10 III以降が対応
- AQUOS:AQUOS sense4以降、AQUOS R5G以降が対応
- Pixel:Pixel 4a以降が対応
- 楽天オリジナル:Rakuten Hand 5G、Rakuten BIG sなどが対応
非対応端末を使っている場合
Band 28非対応の端末を使用している場合、プラチナバンドエリアでも恩恵を受けられません。この場合は以下の選択肢があります。
- 対応端末への機種変更を検討する
- 従来のBand 3エリアで主に利用する(屋外中心の使い方なら問題少ない)
- パートナー回線(au)でカバーされるエリアであれば、そちらで接続される
楽天モバイルでは対応端末を販売しているため、契約と同時に機種変更すればプラチナバンドの恩恵を確実に受けられます。
楽天モバイルのエリア・速度の現状評価(2026年時点)
楽天モバイルのエリア整備は続いていますが、全国のすべての場所で同じ品質になるわけではありません。自社回線とパートナー回線の利用可否は場所で異なるため、公式エリアマップを確認してください。
料金は3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、20GB超は3,278円です。大容量を使いやすい料金ですが、公平なサービス提供や混雑状況による制御があり、通信速度は保証されません。
都市部・地方を問わず、自宅、職場、通勤経路など生活圏での確認を優先してください。プラチナバンドの有無だけで契約を決めないことが重要です。
よくある質問
ここでは、よくある質問を項目別に確認します。
Q. 自分のエリアがプラチナバンド対応か確認する方法は?
楽天モバイル公式サイトのエリアマップで確認できます。住所を入力すると、楽天回線エリア・パートナー回線エリア・プラチナバンド対応状況が表示されます。ただし、プラチナバンドは屋内向けの補完電波という位置づけのため、エリアマップ上では詳細に区別されていない場合もあります。
Q. パートナー回線(au)との違いは?
パートナー回線はau回線を借りて通信するもので、楽天の自社回線ではありません。以前はパートナー回線には月5GBの上限がありましたが、現在は撤廃されており、パートナー回線でもデータ無制限で利用可能です。
プラチナバンドは楽天の自社回線の一部です。自社回線とパートナー回線は自動で切り替わるため、ユーザーが意識する必要はありません。
Q. プラチナバンドへの切り替えは自動?
端末とネットワークが利用可能な周波数帯を自動で選ぶため、通常は手動で切り替えません。ただし、プラチナバンドへ必ず接続するわけではなく、対応端末とエリアが必要です。
Q. プラチナバンド対応端末に機種変更すべき?
建物内や地下で繋がりにくさを感じている場合は、対応端末への機種変更をおすすめします。屋外中心の利用で特に不便を感じていなければ、急いで機種変更する必要はありません。
次回の機種変更時に、自然とプラチナバンド対応端末になるケースがほとんどです。2024年以降発売の端末であれば、多くがBand 28に対応しています。
Q. プラチナバンドで速度は上がる?
プラチナバンドは速度向上を保証するものではありません。利用場所、基地局、端末、混雑状況を含めて確認してください。
すでに電波状況が良い場所では、プラチナバンドによる速度向上は期待できません。あくまで「繋がりにくい場所の改善」が主な効果です。
プラチナバンドだけで判断しない
楽天モバイルはエリア改善が進んでいますが、契約前はプラチナバンドの有無だけでなく、自宅・職場・よく使う駅の電波を確認しましょう。5Gエリアの見方は楽天モバイル5Gエリア確認記事でも解説しています。