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楽天モバイルは、高速通信を容量無制限で使えるのが強みです。mineoは速度を抑える代わりに、月額を下げやすいサービスです。
結論は、高速で大容量を使うなら楽天モバイル、通信費をとことん抑えたいならmineoです。料金・速度・使い方を、判断できるところまで具体的に比較します。
この記事でわかること
- 楽天モバイルとmineoの料金の違い(現行プラン)
- 大容量を高速/低速で使うとき、どちらが得か(損益分岐)
- mineoの低速使い放題は2種類ある(パケット放題とマイそくの違い)
- 速度・回線の違いと、東京で使うときの注意点
- 使い方別に向いているのはどちらか
楽天モバイルとmineoはどっちがいいか結論
選ぶ軸はシンプルです。速度を落とさず大容量を使うなら楽天モバイル、速度を割り切って月額を下げるならmineoが向きます。
2社の料金と使い放題のちがい
楽天モバイルは20GB超〜無制限が月額3,278円で、Rakuten Linkアプリなら一部対象外番号を除く国内通話が無料です。mineoの音声通話付きマイピタは3GB 1,298円〜で、各コースのパケット放題は無料です(別途申込が必要)。速度を割り切る前提なら、通信費を大きく下げられます。(2026年7月時点)

先に目安を書きます。高速でどれだけ使うか読めない、または毎月50GBを超えて使うなら楽天モバイル。高速通信が月30GB前後で収まり、足りない分は低速で構わないならmineoです。この2軸で、ほとんどの人は決められます。
料金プランを比較
楽天モバイルは使った量で段階が変わる従量制、mineoは容量固定のマイピタが基本です。まず両社の現行プランを並べます。

| サービス・プラン | 容量 | 月額(税込) |
|---|---|---|
| 楽天モバイル Rakuten最強プラン | 〜3GB | 1,078円 |
| 楽天モバイル Rakuten最強プラン | 〜20GB | 2,178円 |
| 楽天モバイル Rakuten最強プラン | 20GB超〜無制限 | 3,278円 |
| mineo マイピタ | 3GB | 1,298円 |
| mineo マイピタ | 7GB | 1,518円 |
| mineo マイピタ | 15GB | 1,958円 |
| mineo マイピタ | 30GB | 2,178円 |
| mineo マイピタ | 50GB | 2,948円 |
楽天モバイルの料金は1プランの従量制
楽天モバイルはRakuten最強プランの1本だけです。使った量に応じて1,078円→2,178円→3,278円と段階が自動で上がり、20GBを超えると何GB使っても3,278円の無制限で止まります。
最強家族割を適用すると、無制限でも3,168円です。使う量が月ごとに上下する人ほど、少ない月は自動で安くなり、使いすぎても上限が決まっているこの従量制が向きます。(2026年7月時点)
mineoは容量固定+無料の低速使い放題
mineoはマイピタで容量を先に決めます。高速分を使い切っても通信が止まるわけではなく、低速のままなら容量を気にせず使い続けられるのがマイピタの特徴です。
この低速使い放題が「パケット放題」で、選んだコースによって速度が変わります。最大3Mbpsあれば標準画質の動画・SNS・地図アプリは実用範囲、1Mbpsでも音楽やメッセージのやり取りは支障が出にくい速度です。
パケット放題が無料で付く条件
- 3GB・7GBコース:最大1Mbpsが無料で付帯
- 15GB以上のコース:最大3Mbpsが無料で付帯
- 3GB・7GBコースで3Mbpsを使う場合だけ月385円
- 3日間で10GBを超えると、翌日は最大200kbpsに制限される
大容量で使うならどっちが得か
毎月大量に使うなら、高速のまま無制限の楽天モバイルが分かりやすいです。mineoで大容量を安くするなら、速度を割り切る使い方が前提になります。
高速で大容量なら楽天モバイルの無制限
動画やテザリングを高画質のまま使うなら、月3,278円で容量を気にしなくてよい楽天モバイルが安心です。20GBを超えた時点で料金は固定されるため、50GB使っても100GB使っても金額は変わりません。
使い方が月によって変わる人にも向きます。出張や旅行が重なった月だけ大量に使い、それ以外は3GB以内で収まるなら、料金も自動で下がります。
低速でよければmineoは無料付帯+マイそく
速度を落としてよいなら、mineoは料金を大きく下げられます。パケット放題で足りるなら追加費用はかからず、マイピタの月額だけで低速の使い放題が手に入ります。
高速通信をほとんど使わないなら、最初から低速専用の「マイそく」を選ぶ手もあります。

| マイそくのコース | 平日昼以外の速度 | 月額(税込) |
|---|---|---|
| スーパーライト | 常時32kbps | 250円 |
| ライト | 最大300kbps | 660円 |
| スタンダード | 最大1.5Mbps | 990円 |
| プレミアム | 最大5Mbps | 2,200円 |
マイそくは平日12〜13時台になると、ライト・スタンダードが最大32kbps、プレミアムが最大200kbpsまで絞られます。さらに、3日間で10GB以上使うと最大32kbpsに制限されます。最安のスーパーライトは常時32kbpsで、Web閲覧や動画には足りません。連絡手段の確保など補助用途向けです。(2026年7月時点)
低速の使い放題は2種類ある
- パケット放題:マイピタの高速分を使い切ったあとも低速で使い放題。平日昼の一律制限はないが、3日間で10GBを超えると翌日は最大200kbpsに制限
- マイそく:高速分を持たず最初から低速のみ。平日12〜13時は32kbps(プレミアムは200kbps)に制限
損益分岐:何GBから楽天が有利か
高速通信だけで比べると、分かれ目は50GBです。月30GBならmineoが1,100円安く、50GBでは差が330円まで縮まります。
| 毎月の高速通信量 | 楽天モバイル | mineo | 料金の目安 |
|---|---|---|---|
| 30GB | 3,278円 | 2,178円 | mineoが月1,100円安い |
| 50GB | 3,278円 | 2,948円 | mineoが月330円安い |
| 50GB超 | 3,278円で無制限 | マイピタは50GBまで | 楽天モバイル向き |
高速で50GBを超える月がある人や、テザリングを大量に使う人は楽天モバイル向きです。mineoのマイピタは50GBが上限で、超えた分は低速に切り替わります。
東京で毎月30GB前後・昼はWi-Fi中心ならmineoが候補です。外出先で動画やテザリングを高速で60GB使うなら、楽天モバイルの無制限が現実的です。(2026年7月時点)
速度と回線の違い
速度の体感は大きく違います。ここは誇張せず注意点も書きます。
楽天モバイルの回線と東京での注意点
楽天モバイルは、楽天回線と国内パートナー回線のどちらも高速データ容量の制限がありません。ただし、混雑時などは速度を制御される場合があります。
屋内・地下では、場所によって電波が弱いことがあります。5Gエリアの実際は楽天モバイル5Gエリアは狭い?東京で使う前の確認で確認できます。
筆者が東京で使って感じた判断基準
筆者は東京(池袋・新宿・渋谷・上野・日暮里あたりが生活圏)で楽天モバイルを1年使いました。毎月30GB前後の利用で、請求はほぼ毎月3,278円です。
1年使った実額の記録
- 月30GB前後の使い方で、請求はほぼ毎月3,278円(20GB超の定額)
- 外出が少なくて20GBを切った月は、手続きなしで2,178円に下がった
- 唯一の弱点は地下。1年経っても慣れなかった
体感では、同じ地下鉄でもホーム・車内・改札付近・地上出口で印象がかなり変わります。速度の数値計測はしていないため、ここは体感ベースです。
判断のコツは、動画の速さより「地図・LINE・QR決済が必要な瞬間に使えるか」で見ることです。大容量ユーザーで生活圏が楽天エリアなら不満は出にくく、地下や建物内の安定を最優先するなら他回線も比較したほうが安心です。
mineoの回線と平日昼の速度
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの回線を借りるMVNOで、平日の昼など混雑する時間帯は速度が落ちやすいのが弱点です。回線は3社から選べるため、手持ちの端末が対応するものを選びます。
混同しやすいのが、時間帯による制限の有無です。平日12〜13時の制限が決められているのはマイそくだけで、マイピタのパケット放題に一律の昼制限はありません。(2026年7月時点)
通話の違い
通話の無料範囲も異なります。楽天モバイルはRakuten Linkアプリから発信した国内通話なら、時間制限なく無料です。ただし、0570など一部対象外番号があります。
mineoは標準では通話料がかかり、必要に応じてかけ放題オプションを付けます。
| 通話 | 楽天モバイル | mineo |
|---|---|---|
| 無料通話 | Rakuten Linkで国内通話無料(一部対象外) | 標準は従量。かけ放題は別料金オプション |
| かけ放題の料金 | Rakuten Link発信なら追加料金なし(一部対象外) | 10分かけ放題550円/時間無制限1,210円 |
| 長電話が多い人 | Rakuten Link発信なら時間無制限に無料(一部対象外) | 時間無制限のオプション加入が前提 |
通話が多いなら楽天モバイルが有利です。mineoで同じ使い方をすると月1,210円のかけ放題が上乗せされるため、料金差が縮まります。Rakuten Linkの通話品質はRakuten Linkの評判レビューにまとめています。(2026年7月時点)
ポイントと独自サービスの違い
月額だけを見ると分からない差が、ポイントまわりです。楽天モバイルは楽天市場の買い物に効き、mineoはユーザー同士でデータを融通する仕組みが充実しています。

楽天モバイルは楽天市場が+4倍になる
Rakuten最強プランを契約してSPUにエントリーすると、楽天市場での買い物のポイントが+4倍になります。楽天市場をよく使う人にとっては、実質的な値引きとして効いてきます。
SPUで見落としやすい3つの条件
契約するだけでは対象になりません。SPUの楽天モバイルにエントリーが必要です(一度エントリーすれば、条件を満たす限り継続)。
月間の獲得上限は2,000ポイント。付与されるのは期間限定ポイントで、買い物をした月の翌月15日に付与、有効期限は付与の翌月末までです。(2026年7月時点)
上限が2,000ポイントなので、+4倍が満額効くのは月5万円までの買い物です。それ以上使っても、この特典で増える分は頭打ちになります。
mineoは共通ポイントではなくデータの融通で得する
mineoには楽天のような共通ポイント経済圏との連携がありません。代わりに、余ったデータを分け合う独自サービスが揃っています。
mineoの独自サービス(いずれも無料)
- パケットギフト:余ったデータを他のmineoユーザーへ贈れる。家族で使うと無駄が出にくい
- フリータンク:ユーザー同士でデータを分け合う仕組み(マイネ王の機能)
- ゆずるね。:混雑する時間帯の通信を控えると特典がもらえる
- ファン∞とく:契約年数に応じて、割引クーポンに交換できるmineoコインがたまる
使い分けの目安ははっきりしています。楽天市場での買い物が月に何度もあるなら楽天モバイル、家族で複数回線を使ってデータを融通したいならmineoです。
楽天ポイントの扱いは解約時にも関わります。詳しくは楽天モバイル解約前の確認リストで整理しています。
使い方別に向いているのはどっちか
楽天モバイルは高速・大容量・通話を重視する人向けです。mineoは速度を抑えて月額を下げたい人に向きます。
使い方別の答え
- 毎月50GB超・高速で使う:楽天モバイル(無制限3,278円)が分かりやすい
- 月10〜30GB・料金を抑えたい:mineoマイピタ(15GB 1,958円/30GB 2,178円)が安い
- 速度は割り切れる・とにかく安く使い放題:mineoのパケット放題やマイそく
- 通話が多い:Rakuten Linkで国内通話が無料の楽天モバイル(一部対象外)
- 平日の昼にしっかり使う:楽天モバイル(マイそくは昼に32kbpsまで落ちる)
大容量・高速・通話なら楽天モバイル、安さと低速使い放題ならmineoです。それぞれの料金や実際の使い勝手は、次の2本にまとめています。
デメリットと契約前に確認したいこと
それぞれの弱点と、申し込み前に確認したいポイントを押さえておきます。
申し込み前に確認したいポイント
楽天モバイル:国内パートナー回線を含めて容量無制限ですが、屋内・地下では電波が弱い場面があります。契約前に公式マップで自宅と職場のエリアを確認してください。
mineo:平日昼など混雑時間帯は速度が落ちやすく、マイピタは50GBが上限です。毎月50GBを超えて高速通信する使い方には向きません。
「安さ」と「速度」はトレードオフです。自分がどちらを優先するかを先に決めると選びやすくなります。
併用という選択肢もある
どちらか1本に決めず、2回線を組み合わせる方法もあります。楽天モバイルを主回線にして、mineoの小容量をドコモやソフトバンク回線のバックアップとして持つ形です。
楽天の電波が弱い場所を別回線で補えるうえ、デュアルSIM対応のスマホなら1台で両方を使えます。始めるなら次の順で確認します。
- 使っているスマホがデュアルSIM(eSIM含む)に対応しているか確認する
- 主回線を楽天モバイルにして、普段のデータ通信と通話をまとめる
- mineoは3GB 1,298円など小容量で契約し、楽天が弱い場所で強い回線種別(ドコモ・au・ソフトバンク)を選ぶ
- 1〜2か月使って、どちらを主力にするか見直す
ただし合計額は増えるので、まずは1本で足りるかを見極めてから検討するのが現実的です。大容量を1本でまかなうか迷うならポケット型WiFiと大容量格安SIMはどっちが得?も判断材料になります。
よくある疑問
楽天モバイルとmineoで迷いやすい点を、事実ベースで整理します。
高速で大容量ならどっちが安いですか?
高速のまま無制限で使うなら、上限3,278円の楽天モバイルです。mineoで高速通信を増やすとマイピタ50GB 2,948円が上限で、差は330円しかありません。
mineoで大容量を安くするなら、高速分を絞ってパケット放題やマイそくで補う前提になります。速度を割り切れるかどうかが分かれ目です。
mineoの昼が遅いというのは本当ですか?
MVNOなので、混雑する平日の昼は速度が落ちやすいです。ただし時間帯の制限が決められているのはマイそくだけで、マイピタのパケット放題に一律の昼制限はありません。
マイそくを選ぶ場合、平日12〜13時はライト・スタンダードが最大32kbps、プレミアムが最大200kbpsまで落ちます。昼休みに動画や地図を使うなら、この時間帯だけWi-Fiを使うなどの対策が要ります。
月50GB以上使う場合はどうすればいいですか?
高速で50GBを超えるなら、上限のない楽天モバイルが現実的な選択です。使う量が増えても月3,278円のままで、料金の計算が要りません。
mineoのマイピタは50GBまでで、超えた分は低速の使い放題で補う形になります。50GB超の部分を最大3Mbpsで我慢できるなら、mineoでも成立します。
まとめ:高速無制限か、割り切りの安さか
楽天モバイルとmineoの選び方を、最後に整理します。
選び方のまとめ
- 高速で大容量・通話も多い:楽天モバイル(無制限3,278円+Rakuten Linkの国内通話無料・一部対象外)
- 高速通信が月30〜50GB:mineo(楽天モバイルより月330〜1,100円安い)
- 速度を抑えて使い放題:mineoのパケット放題、またはマイそく スタンダード(最大1.5Mbps・月990円)
迷うなら、直近3か月のデータ使用量をスマホの設定画面で確認してください。50GBを超える月があるかどうかで、答えはほぼ決まります。(2026年7月時点)