MVNOとは?MNO・サブブランド・格安SIMとの違いを解説

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MVNOとは?MNO・サブブランド・格安SIMとの違いを解説

MVNOとは、大手キャリアから通信回線を借りてサービスを提供する事業者です。mineoやIIJmioが代表例で、大手キャリアより低い料金プランを選びやすい点が特徴です。

格安SIMには、MVNOだけでなく、ahamoやLINEMOなどのオンライン専用プラン、UQモバイルやワイモバイルなどのサブブランドも含まれます。この記事では、MNO・MVNO・サブブランドの違いに絞って解説します。

MVNOとMNOの違い

MNOは、自社で基地局や通信設備を持つ通信事業者です。ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが該当します。

MVNOは、MNOから回線の一部を借りて通信サービスを提供します。全国規模の基地局を自社で整備する負担が小さく、料金を抑えやすい仕組みです。

MNOから回線を借りてMVNOがユーザーへサービスを提供する仕組み
比較MNOMVNO
回線設備自社で保有MNOから借りる
主な例ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルmineo、IIJmio、日本通信SIM
料金サービスによって幅がある低価格な小・中容量が多い
混雑時間帯比較的安定しやすい速度が低下する場合がある
サポート店舗またはオンラインオンライン中心が多い

オンライン専用プランはMVNOではない

ahamo、LINEMO、povoは、大手キャリア自身が提供するオンライン専用プランです。料金が安いため格安SIMとして比較されますが、回線を借りるMVNOではありません。

  • ahamo:ドコモが提供
  • LINEMO:ソフトバンクが提供
  • povo:KDDIが提供

大手キャリアの回線を直接使いながら、申込みやサポートをオンライン中心にすることで料金を抑えています。速度と料金のバランスを重視する人の有力候補です。

サブブランドとMVNOの違い

UQモバイルはKDDI、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。大手キャリアの店舗や専用ショップで相談しやすく、家族割や固定回線とのセット割を利用できる場合があります。

MVNO・オンライン専用プラン・サブブランドの料金・速度・サポート比較
分類代表例料金速度店舗相談
MVNOmineo、IIJmio安い混雑時に低下する場合がある少ない
オンライン専用ahamo、LINEMO、povo安い比較的安定しやすい原則オンライン
サブブランドUQモバイル、ワイモバイル割引条件で変わる比較的安定しやすい利用しやすい

MVNOのメリット

MVNOは、毎月の料金を下げたい人や、サブ回線を安く持ちたい人に向きます。特に小容量から中容量は、MNOのオンライン専用プランより細かな選択肢があります。

小容量・中容量が安い

MVNOは、3GBから15GB前後の低価格プランが充実しています。IIJmioは10GB月1,400円、mineoは15GB月1,958円で利用できます。

細かな容量を選びやすい

データ使用量に合わせて容量を選びやすく、余ったデータの繰り越しや独自のデータサービスを利用できる事業者もあります。

複数回線やサブ回線にも使いやすい

低容量プランやデータSIMがあるため、タブレット、予備回線、デュアルSIMの副回線にも向きます。

MVNOのデメリット

料金が安い代わりに、混雑時間帯の速度とサポート方法は確認が必要です。安さだけで選ばず、自分がスマホを使う時間帯と設定の難易度を比べてください。

昼や夕方に速度が落ちる場合がある

借りている回線帯域に利用が集中すると、Web表示や動画の読み込みが遅くなることがあります。昼休みに仕事で使う人は、実際の速度傾向を確認してください。

設定とサポートがオンライン中心

SIMの入れ替えやAPN設定を自分で行うサービスが多く、店舗数も限られます。初期設定を対面で任せたい人には、サブブランドのほうが向く場合があります。

端末の対応確認が必要

同じ回線名でも、端末の販売元や対応周波数によって使えない機能がある場合があります。申込み前に公式の動作確認端末一覧を確認してください。

MVNO・オンライン専用・サブブランドの選び方

3つの分類は、料金だけではなく速度とサポートの配分が違います。次の基準で自分の優先順位に合う分類を先に決めると、事業者を絞りやすくなります。

料金を最優先するならMVNO

月のデータ使用量が少なく、昼の速度低下を許容できるならMVNOが有力です。特に10GB前後は、オンライン専用プランより安い選択肢があります。

速度とのバランスならオンライン専用

店舗サポートが不要で、混雑時間帯の使いやすさも重視するなら、ahamo・LINEMO・povoを比較します。30GB前後を月3,000円以内で使いたい人にも向きます。

店舗相談ならサブブランド

初期設定やトラブルを店舗で相談したい人は、UQモバイルやワイモバイルが候補です。家族割や固定回線割引を含めた世帯全体の料金で判断してください。

代表的なMVNOの違い

代表例として、料金を優先しやすいIIJmioと、独自サービスがあるmineoの違いを確認します。

IIJmioは料金を優先する人向け

IIJmioは、音声SIMの10GBが月1,400円、15GBが月1,600円、25GBが月2,000円です。細かな容量から選びやすく、回線料金を下げたい人の候補になります。

一方、昼休みなどの混雑時間帯に速度を重視する人は、自分の利用時間で問題がないか確認してから申し込みましょう。

mineoは独自のデータサービスを使いたい人向け

mineoの音声通話付きプランは、15GBが月1,958円、30GBが月2,178円です。対象プランでは最大3Mbpsのパケット放題を追加料金なしで利用できます。

ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べるため、現在の端末や利用エリアに合う回線を選びやすい点も特徴です。

MVNOでよくある疑問

MNOの回線を借りる仕組みから生じる疑問をまとめます。

MVNOは大手キャリアの回線と品質が同じ?

電波が届くエリアは借りているMNO回線が基準ですが、利用できる帯域や混雑時の速度は同じとは限りません。エリアが同じでも、昼の体感速度に差が出る場合があります。

MVNOでも電話番号を引き継げる?

MNPを利用すれば引き継げます。MNPワンストップに対応していない組み合わせでは、現在の通信会社からMNP予約番号を取得します。

MVNOでもeSIMを使える?

eSIMに対応するMVNOもありますが、料金プラン、回線、端末によって対応状況が異なります。申し込み前に公式の対応端末とeSIM提供条件を確認してください。

MVNOへ乗り換えるとキャリアメールは使えない?

そのまま無料では使えない場合があります。現在のメールアドレスを残す場合は、大手キャリアのメール持ち運びサービスの条件と料金を確認してください。

MVNOは5Gに対応している?

5Gに対応するMVNOもありますが、料金プラン、回線、端末によって利用条件が異なります。5G表示でも混雑時間帯の速度が必ず速くなるわけではありません。

MVNOでもテザリングできる?

多くのサービスで利用できます。端末の対応状況、データ上限、速度制限を確認し、パソコンで大容量通信をする場合は必要容量に余裕を持たせてください。

まとめ

MVNOはMNOから回線を借りて、低価格な通信サービスを提供する事業者です。格安SIMと同じ意味で使われることがありますが、格安SIMにはオンライン専用プランやサブブランドも含まれます。

安さを優先するならMVNO、速度とのバランスならオンライン専用、店舗相談ならサブブランドが基本です。データ使用量、混雑時間帯の使い方、サポートの必要性で選びましょう。

SIMサービス全体の仕組みから確認したい人は、格安SIMとは何かを解説した記事を参考にしてください。料金・速度・サポートの差をさらに比べる場合は、格安SIMと大手キャリアの違いも確認できます。

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