楽天モバイルのSIMをルーターで使う方法|対応機種・設定手順とテザリングとの違い

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楽天モバイルのSIMをルーターで使う方法|対応機種・設定手順とテザリングとの違い

楽天モバイルのSIMは、対応するWi-Fiルーターでも使えます。ただし、Rakuten WiFi Pocket 5GはeSIM専用、Rakuten WiFi Pocket PlatinumはnanoSIM対応です。

今使っているスマホのSIMをルーターへ移したい人は、まず型番とSIMの種類を確認してください。電話番号をそのまま使い続けたい場合は、SIMを移す前に通話とSMSの受信方法も確かめましょう。

楽天モバイルのSIMをルーターで使うなら、まず機種を確認

5Gを使いたいならRakuten WiFi Pocket 5G、物理SIMを差し替えたいならPlatinumが候補です。手持ちのスマホでテザリングする方法もあります。

最初に確認する3つのこと

  • Rakuten WiFi Pocket 5G:eSIM専用。物理SIMカードは挿せない
  • Rakuten WiFi Pocket Platinum:nanoSIM対応。5Gには非対応
  • スマホのテザリング:別のルーターを買わずに使える

すでに楽天モバイルを契約している場合は、回線をルーターへ移すか、ルーター用に別回線を契約するかも決めておきましょう。

ルーターでも楽天モバイルの電波が届く場所で使う必要があります。スマホがつながりにくい部屋で、ルーターなら必ずつながるとは限りません。

Rakuten WiFi Pocket 5G・Platinum・旧モデルの違い

同じRakuten WiFi Pocketという名前でも、SIMの種類が違います。特に2026年発売の5Gモデルには、物理SIMカードを差し込む場所がありません。

Rakuten WiFi Pocket 5GはeSIM専用、PlatinumはnanoSIM、旧2B・2CはmicroSIM、初代は標準SIMという違い
製品名SIMタイプ通信方式購入前の注意点
Rakuten WiFi Pocket 5GeSIMのみ5G・4G物理SIMの挿入不可。eSIM設定が必要
Rakuten WiFi Pocket PlatinumnanoSIM4G5G非対応。SIMカードのサイズを確認
Rakuten WiFi Pocket 2B・2CmicroSIM4G販売終了モデル。nanoSIMをそのまま挿さない
初代Rakuten WiFi Pocket標準SIM4G販売終了モデル。Platinumとは別製品

Rakuten WiFi Pocket 5Gは最大24台、Platinumは最大16台のWi-Fi接続に対応しています。これは接続できる台数の上限であり、同時接続時の通信速度を保証する数値ではありません。

Rakuten WiFi Pocket 5GはeSIM専用

Rakuten WiFi Pocket 5Gは、5G通信とeSIMに対応したルーターです。すでに持っている物理SIMカードをそのまま挿して使うことはできません。

ルーターと楽天モバイル回線を同時に申し込んだ場合は、必要な本人確認やMNP手続きの完了後、電源を入れて利用できます。既存回線を移す場合は、eSIM再発行とプロファイル設定が必要です。

PlatinumはnanoSIMを挿して使う4Gルーター

Rakuten WiFi Pocket Platinumは物理SIMカードに対応しています。楽天モバイルのnanoSIMを用意し、電源を切った状態で取り付けます。

Platinumという名前ですが5Gには対応していません。プラチナバンドを含む4G LTEで通信する製品です。

中古ルーターを購入する場合

初代・2B・2C・Platinum・5Gは別モデルです。出品名だけで判断せず、製品の正式名称とSIMタイプを確認してください。

旧2CはmicroSIM、初代は標準SIMです。サイズが合わないカードを無理に挿したり、SIMアダプターで調整したりする方法は避けてください。

他社製ルーターを使う場合は公式の対応確認が必要

SIMフリーと書かれたルーターなら、どの製品でも楽天モバイルで使えるわけではありません。購入前に楽天回線対応製品一覧で正式な型番を調べてください。

楽天モバイルは、楽天回線対応製品でも他社で購入した製品を動作保証の対象外としています。対応状況を確認できないルーターは、購入候補に入れないほうが安全です。

Wi-Fiルーターとスマホのテザリングはどちらがいい?

外出先で時々パソコンをつなぐ程度なら、スマホのテザリングから試すのがおすすめです。複数の機器を日常的につなぐなら、専用ルーターを検討する価値があります。

スマホでテザリング、同じ回線をルーターへ移す、ルーター用に別回線を契約する3方式の違い
比較項目スマホのテザリング専用Wi-Fiルーター
追加端末不要ルーターが必要
接続操作スマホ側でテザリングを設定ルーターを起動してWi-Fi接続
通話スマホの電話機能を利用可能ルーター本体では通常の音声通話を利用できない
バッテリースマホの電池を使用ルーター側の電池を使用
複数機器の接続スマホの対応台数によるPocket 5Gは最大24台、Platinumは最大16台
回線契約既存回線を利用可能既存回線を移すか別回線を契約

楽天モバイルのテザリングは追加料金なしです。通信量は通常のデータ利用量に含まれます。

スマホの電池消費が気になる場合や、家族の機器をまとめて接続したい場合は専用ルーターが便利です。一方、ルーターを持ち歩く荷物や充電管理は増えます。

同じ回線をスマホとルーターで同時に使うことはできない

1つのSIMカードを2台に同時に挿すことはできません。eSIMも同じ回線のプロファイルをスマホとルーターで同時に有効化する使い方ではありません。

同時に別々のモバイル回線を使いたい場合は、ルーター用の別回線が必要です。スマホからSIMを移す場合は、電話やSMS認証への影響にも注意してください。

スマホだけでWi-Fiを運用したい場合は、楽天モバイルでWi-Fiなし生活をする方法も参考にしてください。

楽天モバイルのSIMをルーターで使う設定手順

物理SIM対応ルーターとeSIM専用ルーターでは、設定方法が異なります。SIMカードを差し替える前に、スマホで使っているSIMタイプを確認してください。

Platinumなど物理SIM対応ルーターの設定

  1. ルーターの正式な型番とSIMサイズを確認する
  2. 楽天モバイルの物理SIMカードを用意する。スマホから移す場合は、先にスマホ側の電源を切る
  3. ルーターの電源を切り、指定された向きでSIMカードを取り付ける
  4. ルーターの電源を入れ、アンテナ表示や通信状態を確認する
  5. スマホやパソコンからルーターのWi-Fiに接続する
  6. Webサイトを開き、インターネットにつながるか確認する

楽天モバイルのマルチSIMは、機種に合わせたサイズへ切り離して使います。すでにnanoSIMまで切り離したカードを、microSIM専用の旧モデルへそのまま挿さないでください。

楽天回線対応製品でも、機種によってAPN設定が必要な場合があります。自動で接続できない場合は対応状況を調べ、楽天モバイル公式のAPN設定を確認してください。

Rakuten WiFi Pocket 5GのeSIM設定

Rakuten WiFi Pocket 5Gは、SIMカードを挿すのではなくeSIMプロファイルを設定します。回線とルーターを同時に申し込んだ場合と、既存回線を移す場合で手順が異なります。

ルーターと新しい回線を同時に申し込む場合は、申し込み時にeSIMを選びます。本人確認やMNP転入などの手続きが済んだら、ルーターの電源を入れて通信を確認してください。

すでに契約している回線を移す場合は、次の順番で設定します。

  1. my 楽天モバイルでeSIM再発行を申請する
  2. 手持ちのスマホで、開通用QRコードを用意する
  3. スマホをルーターのWi-Fiにつなぎ、管理画面を開く
  4. 管理画面の「eSIM設定」でプロファイルを追加する
  5. 公式手順に沿ってWi-Fiアクセスポイントへ接続し、eSIMプロファイルをダウンロードする
  6. ルーターに4Gまたは5Gの表示が出たら、スマホやパソコンで通信を確認する

既存回線のeSIMを移す場合は、プロファイルの再発行手続きが必要です。移行前のスマホで利用しているeSIMを、手続き前に削除しないでください。

eSIM設定には別のネット接続が必要になる場合がある

既存回線をPocket 5Gへ移す場合、eSIMプロファイルのダウンロードには利用可能なWi-Fiアクセスポイントなどが必要です。スマホの楽天回線を移すと、そのスマホのモバイル通信が使えなくなる場合があります。

手続きを始める前に、公式の初期設定方法を確認してください。

今のスマホの電話番号を移すときの注意点

スマホで使っている楽天モバイルのSIMをルーターへ移すと、そのSIMによるスマホのモバイル通信や通常の電話機能は使えなくなります。電話番号を日常的に使う人は、別回線の利用やスマホのテザリングも検討してください。

Rakuten Linkは、対応するスマホのアプリと利用開始時の認証が必要です。ルーター本体にはRakuten Linkをインストールできません。

電話番号を残したままルーター運用へ切り替える場合は、Rakuten Linkの認証やSMSの受信方法まで確認しましょう。

楽天モバイルをルーターで使う月額料金と初期費用

Rakuten最強プランは、ルーターで使っても通常の段階制料金です。国内のデータ利用量が20GBを超えると、月額3,278円になります。混雑時など、公平なサービス提供のために速度が制御される場合があります。

月間データ利用量月額料金(税込)使い方の例
3GBまで1,078円予備回線として少量使う
3GB超〜20GB2,178円外出先でPCやタブレットを使う
20GB超3,278円自宅や外出先で大容量通信を使う

上記は割引前の通常料金です。複数の機器を1台のルーターにつないでも、そのルーターで使っている1回線のデータ利用量として合算されます。

スマホとルーターに別々の楽天モバイル回線を契約した場合は、それぞれの回線で料金が発生します。ルーターを追加購入しただけで、スマホの回線を自動的に共有できるわけではありません。

ルーター本体代と契約事務手数料も確認する

ルーターを新しく購入する場合は、本体代金が別途必要です。公式製品ページの通常本体価格は、Pocket 5Gが24,990円、Platinumが10,820円です。

端末割引は申し込み条件や過去のキャンペーン利用状況によって対象外になることがあります。購入画面に表示された適用後の金額を確認してください。

新規契約とSIM再発行の費用は別

楽天モバイルの契約事務手数料は、同一名義の累計4回線目まで無料です。2025年11月19日以降は累計5回線目から1回線3,850円となり、解約済み回線も累計に含まれます。

既存回線でeSIMを再発行する場合は無料、物理SIMカードを再発行する場合は3,300円です。SIMタイプを変更する前に、ルーター側の対応を確認してください。

楽天モバイルの料金・対応ルーターを公式サイトで確認

Rakuten最強プランの通常料金を見る

Rakuten WiFi Pocket 5Gの端末仕様・購入条件を見る

Rakuten WiFi Pocket Platinumの端末仕様・購入条件を見る

端末価格や割引条件は変更される場合があります。最終的な支払額は申し込み画面で確認してください。

短期間で解約するなら手数料にも注意

2025年4月1日以降に利用開始した楽天モバイル回線を1年以内に解約すると、解約事務手数料が発生します。Rakuten最強プランでは通常最大1,078円で、適用中の割引などによって金額が異なる場合があります。

回線を解約しても、分割払いで購入したルーター本体の支払いが自動的になくなるわけではありません。短期間だけ利用するなら、端末代を含む総額で判断してください。

東京の自宅で固定回線代わりに使える?

東京でも、建物の構造や部屋の位置によって楽天モバイルの電波状況は変わります。光回線を解約する前に、実際に使う部屋で通信できるか確認してください。

利用状況おすすめの判断確認事項
外出先でPCを使うスマホのテザリングかモバイルルーター利用場所の電波、充電、通信量
一人暮らしでスマホ・PC中心ルーターを固定回線代わりに試す余地あり夜間の通信、室内の電波、動画・会議での利用
家族で複数機器を使う接続台数と通信の安定性を確認同時利用、置き場所、総通信量
オンライン会議・ゲームを頻繁に使う固定回線の維持も検討遅延、通信の途切れ、アップロード時の安定性
光回線の開通待ち一時的な通信手段として検討開通予定日、端末代、解約費用

楽天モバイルの公式エリアマップは、住所や建物名から確認できます。ただし、エリア内でも地下・屋内・大きな商業施設では通信状況が変わる場合があります。

ルーターの置き場所で接続状況を確認する

自宅で使う場合は、普段PCを使う机の上だけでなく、窓際など別の場所も確認しましょう。ルーターの設置位置によって受信状況が変わる場合があります。

東京の地下鉄沿線やオフィスビル内など、屋外と条件が異なる場所で使う人は注意してください。5G対応ルーターでも、5Gエリア外では4G接続になることがあります。

光回線を残したほうがよい人

在宅勤務の重要な会議、大容量ファイルの送受信、オンラインゲームなどで安定した通信が必要なら、モバイルルーターへの完全移行は慎重に判断してください。

まず自宅で日中・夜間の通信状態を確認しましょう。光回線の開通まで短期間だけ使う人は、光回線が開通するまでのネット接続方法も参考にしてください。

楽天モバイルのSIMとルーターに関するよくある質問

SIMの差し替え、通話、端末の購入条件など、申し込み前に迷いやすい点を確認します。

スマホの楽天モバイルSIMをルーターに挿せますか?

物理SIM対応ルーターなら、SIMタイプとサイズが一致する場合に利用できます。PlatinumはnanoSIMですが、Pocket 5GはeSIM専用なのでカードを挿せません。

スマホとルーターで同じ電話番号を同時に使えますか?

1つのSIMを2台で同時に利用することはできません。別々のモバイル回線として同時利用したい場合は、追加回線が必要です。

Rakuten WiFi Pocket 5GにSIMカードを入れる場所はありますか?

ありません。Pocket 5GはeSIM専用です。物理SIMを使いたい場合は、Platinumなど対応する別のルーターを確認してください。

ルーターだけでRakuten Linkの無料通話はできますか?

ルーター本体からRakuten Linkの無料通話を利用することはできません。Rakuten Linkは対応スマホと認証が必要なため、電話番号を使い続ける人は別途通話環境を確認してください。

SIMを差し替えるたびに料金がかかりますか?

同じサイズの物理SIMを対応端末間で差し替えるだけなら、通常はSIM再発行手数料はかかりません。ただし、SIMサイズの変更や破損などで物理SIMの再発行が必要になると3,300円です。

ルーターを買えば月額料金なしで使えますか?

いいえ。ルーター本体とは別に楽天モバイルの回線契約が必要です。Rakuten最強プランは利用量に応じて月1,078円〜3,278円です。

光回線を解約してルーターだけにしても大丈夫ですか?

自宅で必要な通信が安定して使えることを確認してから判断してください。重要なオンライン会議や大容量通信が多い人は、光回線を残したほうがよい場合があります。

迷ったときの選び方

  • 物理SIMを使いたい:Rakuten WiFi Pocket Platinum
  • 5G対応ルーターを使いたい:Rakuten WiFi Pocket 5G
  • 時々PCをつなぐだけ:まずスマホのテザリング
  • 自宅の固定回線代わり:電波と通信の安定性を確認して判断

楽天モバイルの料金や回線の注意点は、楽天モバイルの料金・評判レビューでも確認できます。

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