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格安SIMは、料金の安さや柔軟なプランで多くの人に利用されていますが、解約時の手数料については知られていないことが多いです。
格安SIMの解約手数料は基本的に無料ですので、気軽に利用できます。
ですが、契約期間の縛りがあったり、途中解約するとキャンペーン対象とならなかったりする格安SIMもありますので、注意が必要です。
この記事では、格安SIMの解約手数料について徹底解説し、解約手数料や契約期間がないおすすめの格安SIMプロバイダーを紹介しますのでぜひ参考にしてください。
この記事を書いている人はこんな人
- 格安SIM使用歴5年以上
- 格安SIM5社以上経験
- 都内在住だから都内の通信環境に詳しい
- 全国各地に旅行しているから地方の格安SIMの通信環境もわかる
- 紹介している格安SIMは使ったものの中から厳選
格安SIMの解約手数料とは?
まずは、格安SIMの解約手数料について基本的な情報を押さえておきましょう。
解約手数料とは
解約手数料とは、携帯キャリアの回線契約を解消する際に発生する手数料のことです。
2022年以前は3大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)をはじめ、多くの格安SIM会社で解約手数料が設けられていました。
チェックポイント
電気通信サービスに関する消費者保護ルールが強化されたことで、2022年7月1日以降に締結した契約は、違約金額に制限が設けられ、上限額は1,100円となりました。
格安SIMの解約手数料は基本的に無料
2022年の電気通信サービスに関する消費者保護ルールが強化により、格安SIMの多くが契約期間の縛りを撤廃し、解約手数料を無料にする動きが進んでいます。
これにより、ユーザーは契約期間に縛られることなく、自由に格安SIMを選択できるようになっています。
実際に本記事で紹介している格安SIMはすべて解約手数料無料です。
手数料が発生するケース
解約手数料が発生するのは以下のようなケースです。
- 契約期間中の解約
- 最低利用期間内の解約
- 特定のプランでキャンペーンが適用されている場合の解約
最低利用期間が設定されている格安SIMを期間内に解約すると、解約手数料がかかることがあります。
また、特定のプランで割引やキャンペーンが適用されている場合、キャンペーン期間内に解約すると解約手数料がかかることがあります。
格安SIMのキャンペーンを利用するときは、安さだけに飛びつくのではなく、契約期間の縛りや条件を確認しましょう。
解約手数料や契約期間なしのおすすめ格安SIM4選
解約手数料や契約期間がなく、気軽に利用できるおすすめの格安SIM4選を以下にまとめました。
格安SIM | ahamo(アハモ) | mineo(マイネオ) | 楽天モバイル | LINEMO(ラインモ) |
解約手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 ※契約初月に解約した場合のみ990円(税込) |
データ量 | 20GB | マイピタ1~20GB (パケット放題プラスによりデータ使い放題) | 0~無制限GB | 3GBor20GB |
料金 | 20GB:2,970円 | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178 | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 無制限:3,278円 | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
通話料金 | 5分以内:無料 5分超過後:22円/30秒 | 専用の通話アプリ:10円/30秒 スマホ標準通話アプリ:22円/30秒 | 専用アプリ:時間無制限で無料 スマホ標準通話アプリ:22円/30秒 | 22円/30秒 |
SMS料金 | 3円〜33円/通 | 3円〜33円/通 | 専用アプリでSMSし放題 | 3.3~33円/通 |
通話オプション | 時間無制限かけ放題:1,100円 | 10分以内かけ放題:550円 時間無制限かけ放題:1,210円 | スマホ標準アプリでの10分かけ放題:1,100円 | 5分以内かけ放題:550円 時間無制限かけ放題:1,650円 |
特徴 | ・安定のドコモ回線 ・地下や混雑時でも通信安定 ・5分以内の通話無料 | ・中速通信(1.5Mbps)が使い放題 ・業界で最安のデータ使い放題プラン | ・使用したデータ量によって料金が変わる ・通話とSMSが使い放題 ・20GB以上は一定料金で使い放題 | ・安定のソフトバンク回線 ・LINE使用ではデータ消費されない ・3GBプラン最安 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
上記の格安SIMを使うことで「自分には合わなかったけど解約するには、解約手数料がもったいない」という後悔を防げます。
各格安SIMの特徴や料金をみて、自分に合いそうな格安SIMをどんどん試してみましょう。
解約金はかからないので、リスクなしで試せますよ。
LINEMOのみ2024年6月1日以降に契約したユーザーのうち、契約初月中に解約したユーザーには契約解除料990円(税込)がかかるようになりました。
ご加入当月にご契約回線を解約したお客さまは、原則として契約解除料として990円(税込)のお支払いが必要です(2024年6月1日(土)以降にご加入のお客さまに限ります)。
引用元:LINEMO公式サイト
ahamo(アハモ)
※画像出典:ahamo公式サイト
格安SIM名 | ahamo(アハモ) |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
使用できる携帯キャリア | ドコモ |
解約手数料 | 無料 |
月額料金 | 20GB:2,970円 |
データ容量(月間) | 20GB(オプションで追加可能) |
通話かけ放題 | 5分以内かけ放題:無料 時間無制限かけ放題:1,10円 |
特徴 | ・安定のドコモ回線 ・5分通話かけ放題が無料でついてくる ・オンラインでの申し込みで契約できる |
ahamo(アハモ)とは、株式会社NTTドコモが提供するドコモの格安プランです。厳密には、格安SIMではありませんが、格安SIMと同じような料金体系です。
料金プランはシンプルで、月2,970円で20GBのプランの一つだけです。月2,970円には、5分通話かけ放題もついています。
ahamo(アハモ)の最大の特徴は、ドコモのメイン回線を使用しているため、通信が安定することです。
ドコモ回線を使用できる格安SIMはありますが、回線を間借りしているにすぎません。そのため、人が混雑している場所や時間帯では、通信速度が遅くなることがあります。
その点、ahamoは間借りではなく、ドコモのメイン回線を使用しているため、混雑時に通信速度が遅くなることがほとんどありません。
チェックポイント
ドコモの安定回線20GBを月2,970円という格安の料金で使用できるのは、ahamoだけです。
ahamoは格安プランを提供するため、コスト削減としてオンライン契約のみ受け付けており、来店での契約はできません。
ですが、年中無休のオンラインビデオ通話やチャットサポートがついているため、オンライン契約が不安な人でも安心して契約できますよ。
格安で安定のドコモ回線を使える!
楽天モバイル
※画像出典:楽天モバイル公式サイト
格安SIM名 | 楽天モバイル(Rakuten Mobile) |
運営会社 | 楽天モバイル株式会社 |
使用できる携帯キャリア | 楽天回線 |
解約手数料 | 無料 |
月額料金 | 3GB:1,028円 3GB~20GB:2,178円 無制限:3,278円 |
データ容量(月間) | 3GB~無制限(データ量によって料金変動) |
通話かけ放題 | 無料 |
特徴 | ・月3,000円で高速通信使い放題 ・通話やSMSし放題が無料で付いてくる ・使用データ量に応じて月額料金が安くなる |
楽天モバイルとは、楽天モバイル株式会社が提供する楽天回線の格安SIMです。
料金プランはシンプルで、使用したデータ量によって料金が変動する「Rakuten 最強プラン」のみです。
チェックポイント
使用したデータ量によって料金が変動するため、データ量を使う人もあまり使わない人にも最適なプランです。月額料金には、専用アプリでの通話かけ放題もついています。
スマホの平均通信容量が月6.94GBと言われているため、多くの人は月20GBまでの料金である2,178円で納まります。
楽天モバイルの最大の特徴は、月3,000円程度で高速通信が使い放題であることです。
他のキャリアでも通信使い放題のプランはありますが、月7,000円以上と高額です。
その点、楽天モバイルでは、月3,000円程度で高速通信が使い放題・通話かけ放題が実現できます。
中速通信を使い放題の格安SIMはありますが、安定した高速通信使い放題を月3,278円という格安の料金で使用できるのは、楽天モバイルだけです。
mineo(マイネオ)
格安SIM名 | mineo(マイネオ) |
運営会社 | 関西電力グループの株式会社オプテージ |
使用できる携帯キャリア | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク |
解約手数料 | 無料 |
月額料金 | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
データ容量(月間) | 1~20GB(10GB以上は中速通信使い放題) |
通話かけ放題 | 10分以内かけ放題:550円 時間無制限かけ放題:1,210円 |
特徴 | ・3大キャリアの回線から選べる ・データ使い放題のプラン ・サポートが整っていて、評判が良い |
mineo(マイネオ)とは、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する全国で使用できる格安スマホサービス(格安SIM)です。
mineo(マイネオ)は格安SIM満足度調査で第1位を獲得しているほど、人気の高い格安SIMです。
※出典:MMD研究所「2023年2月MVNOのシェア・満足度調査」
mineo(マイネオ)の格安SIMは、安さだけではなく、通信速度やサポートまでしっかり整っているため、安心して利用できます。
チェックポイント
10GB以上のプランを選ぶと、中速通信(1.5Mbps)使い放題のパケット放題プラスが無料で付いてきます。
1.5Mbpsの通信速度があれば、YouTube視聴やLINE通話も問題なくできるため、実質データ使い放題です。
LINEMO(ラインモ)
※画像出典:LINEMO公式サイト
格安SIM名 | LINEMO(ラインモ) |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
使用できる携帯キャリア | ソフトバンク |
解約手数料 | 無料 |
月額料金 | 3GB:990円 20GB:2,728円 |
データ容量(月間) | 3・20GB |
通話かけ放題 | 5分以内かけ放題:550円 時間無制限かけ放題:1,650円 |
特徴 | ・安定のソフトバンク回線 ・通話を使わない人におすすめ ・地下や混雑に強い |
LINEMO(ラインモ)とは、ソフトバンク株式会社が提供するソフトバンクの格安プランです。
料金プランは、3GB・20GBの二つのみです。
LINEMOの最大の特徴は、安定のソフトバンク回線で地下や混雑に強いことです。
他の格安SIMと違って、混雑する通勤電車内やイベント会場でも通信が遅くなりにくいです。
また、ahamoと比べると、通話5分以内かけ放題が付いていない分、基本料金が200円程度安く設定されています。
ほとんど通話を使わない・安定した通信を求めている人におすすめの格安SIMです。
格安SIMの解約方法・乗り換え手順
格安SIMの解約方法・乗り換え手順を解説します。
- 解約手続きに必要なもの
- 格安SIMの解約・乗り換え手順
解約手続きに必要なもの
解約手続きに必要なものは以下のとおりです。
- 解約するスマホ
- SIMカード(携帯会社による)
スマホとSIMカードさえあれば、解約可能です。
基本的には現在使用しているSIMカードの返却は不要ですが、携帯会社によって必要なところもあるので確認してください。
格安SIMの解約・乗り換え手順
格安SIMの乗り換えに必要なものは以下のとおりです。
- 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)
- 支払い情報(クレジットカード番号や銀行口座番号)
- MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ場合)
- SIMカードまたはeSIM
格安SIMの解約・乗り換え手順は以下のとおりです。
- 乗り換えの場合は契約している格安SIMでMNP予約番号をマイページか電話で取得する
- 乗り換え先の格安SIMの申し込み手続き行う
- 本人情報や支払い情報など画面の指示に従って操作を進める
- SIMカード返却が必要であれば、SIMカードを抜いて返却する
- 新しいSIMカードを挿入し、同封の冊子に従って開通・設定を行う(eSIMの場合も設定を行う)
- 回線のテストを行い完了
SIMカードの抜き方がわからない方は以下の記事を参考にしてください。
≫ SIMカードの入り替え方法
新しい格安SIMを開通すると、それまでに使用していた格安SIMは自動で解約されるので、解約手続きは不要です。
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格安SIM解約時の注意点
格安SIM解約時の注意点は以下のとおりです。
- できるだけ月額料金がかからないタイミングで解約する
- 最低利用期間の確認する
- SIMカード返却が必要な場合がある
できるだけ月額料金がかからないタイミングで解約する
解約のタイミングによっては、月額料金を損することがあります。
月額料金を損する例
日割り計算されない格安SIMの場合、6月1日に解約してすると、6月はほとんど使ってないけど6月分の携帯料金がまるまるかかってしまいます。
そのため、月額料金の日割り計算を行っていない格安SIMの場合はできるだけ月末に解約しましょう。
日割り計算を行っている格安SIMでは、使った分だけ請求されるので解約日を気にせず、いつでも解約可能です。
最低利用期間の確認する
格安SIMのなかには最低利用期間が設定されていて、期間内に解約すると、解約手数料がかかることがあります。
どうしても解約手数料を払いたくない方は、最低利用期間が終了してから解約・乗り換えるようにしましょう。
チェックポイント
解約金の上限額は1,100円なので、解約金を払ってでも料金が安い格安SIMに乗り換える方が結果的に安く済むこともあります。
例えば、月3,000円の携帯キャリアから月2,000円の格安SIMに乗り換えるときに解約金1,100円を払わないように2か月待つと損です。
安い格安SIMに乗り換えられるのであれば、解約金1,100円を払って早く乗り換えた方が得です。
SIMカード返却が必要な場合がある
基本的には不要ですが、格安SIMによっては、SIMカード返却が必要な場合があるので事前に確認しておきましょう。
eSIMの場合は、物理的なSIMがないため、返却は必要ありません。
SIMカードの返却の有無は「格安SIM会社名 SIM 返却」で検索して確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
質問1:解約手数料はいつ支払うのですか?
解約手数料は、解約手続きを完了した月もしくは翌月に請求されます。
質問2:解約手数料が無料で乗り換えやすい格安SIMはどこですか?
解約手数料が無料で乗り換えやすい格安SIMは楽天モバイルです。
楽天モバイル
- 20GB:2,178円、データ無制限:3,278円とデータをよく使う人にはコスパ最高
- 通話・SMSも無料で使い放題
- 解約金だけでなくMNP手数料や契約事務手数料など契約にかかるすべての費用が無料
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質問3:解約後に再契約することはできますか?
解約後に再契約することは可能ですが、新規契約として扱われるため、再度初期費用が発生する場合があります。
まとめ
今回の記事では、格安SIMの解約手数料の解説と契約期間縛りなしのおすすめ格安SIMの紹介を行いました。
- 格安SIMの解約手数料は基本的に無料
- その中でもahamo、mineo、楽天モバイル、LINEMOがおすすめ
- 格安SIM解約時の注意点も解説
格安SIMの解約手数料は基本的に無料ですので、どんどん試して、自分に合った格安SIMを見つけましょう。
最近の格安SIMでは、MNP手数料や契約事務手数料も無料にしていることが多いので、どんどん乗り換え安くなっています。
特におすすめは、契約事務手数料や解約手数料が無料で第4のキャリアと言われている楽天モバイルです。
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無制限格安SIMで携帯料金をおさえて、趣味に使えるお金を増やしましょう。