【格安SIM】テザリング可能な大容量プランを紹介！使ったものからおすすめを厳選して紹介

インターネットの利用が増える現代社会で、通信費をおさえつつ快適なネット環境をどこでも維持したいと悩んでいる方は多いでしょう。

そんな方に向けておすすめしたいのが、格安SIMと大容量プランの組み合わせです。

この記事では、テザリング可能な大容量プランを詳しく紹介し、実際に使ってみた感想とともに、おすすめプランを厳選してお伝えします。

格安SIMで通信費を大幅に節約し、ストレスフリーなインターネット環境を手に入れるための具体的な方法をわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

テザリングの仕組み

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターとして利用し、他のスマホやデバイスをインターネットに接続する機能です。

例えば、スマホでテザリングを有効にし、ノートパソコンやタブレットを接続することで、外出先でもインターネットを利用することができます。

テザリングには、Wi-Fiテザリング、Bluetoothテザリング、USBテザリングの3つの方法があります。

Wi-Fiテザリング

スマホがWi-Fiアクセスポイントとなり、他のデバイスがWi-Fiを通じて接続します。一般的によく使われるテザリングです。対応機器が豊富です。

Bluetoothテザリング

スマホと他のデバイスをBluetoothでペアリングし、インターネット接続を共有します。Wi-Fiテザリングよりも電池持ちがよいです。

USBテザリング

スマホとデバイスをUSBケーブルで接続し、インターネット接続を共有します。比較的安定した通信です。

各方法にはそれぞれのメリットとデメリットがありますが、最も一般的なのはWi-Fiテザリングです。

Wi-Fiテザリングは設定が簡単で、複数のデバイスを同時に接続できるため、多くのユーザーに利用されています。

格安でテザリングしたいなら格安SIM

格安でテザリングを利用したいなら、ドコモやauなどの大手キャリアではなく、格安SIMがおすすめです。

格安SIMとは通信費が安い回線を指します。大手キャリアと同等の通信サービスでありながら、大手キャリアよりも2倍以上通信費が安いのが特徴です。

大手キャリアの回線を利用しつつ、不要な人件費を削ることでコストを下げているから実現できる仕組みです。具体的な格安SIMとしては、UQモバイルやmineoなどが該当します。» 格安SIMとは

テザリング可能な格安SIMの大容量プラン4選

テザリング可能な格安SIMの大容量プラン4選は以下のとおりです。

格安SIM4社の比較表

格安SIM	楽天モバイル	mineo（マイネオ）	ahamo（アハモ）	LINEMO（ラインモ）
プラン名	Rakuten最強プラン	マイピタプラン	ahamo・ahamo大盛り	スマホプラン
データ量	無制限	20GB （パケット放題プラスによりデータ使い放題）	20GB・100GB	20GB
料金	～3GB：1,078円 3～20GB：2,178円 無制限：3,278円 ※従量課金制	2,178円	20GB：2,970円 100GB：4,950円	2,728円
平均通信速度※	109.65Mbps	54.37Mbps	62.4Mbps	79.92Mbps
特徴	・使用したデータ量によって料金が変わる ・通話とSMSが使い放題 ・20GB以上は一定料金で使い放題	・中速通信（1.5Mbps）が使い放題 ・業界で最安のデータ使い放題プラン	・安定のドコモ回線 ・地下や混雑時でも通信安定 ・5分以内の通話無料	・安定のソフトバンク回線 ・LINE使用ではデータ消費されない ・3GBプラン最安
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

大容量プランは、通常のプランに比べて、動画視聴やオンラインゲームなどデータを大量に消費する場合に適しています。

例えば、YouTubeやNetflixでの動画視聴、リモートワークでのビデオ会議、オンラインゲームなど、大容量データ通信が必要な場合に非常に便利です。

大容量SIMプランを選ぶ際には、データ通信速度、月額料金、契約条件などを考慮することが重要です。

1．楽天モバイルのRakuten最強プラン（データ無制限）

格安SIM名	楽天モバイル（Rakuten Mobile）
運営会社	楽天モバイル株式会社
使用できる携帯キャリア	楽天回線
平均通信速度	109.65Mbps※
テザリング	制限無く可能
月額料金	3GB：1,028円 3GB～20GB：2,178円 無制限：3,278円
データ容量（月間）	3GB～無制限（データ量によって料金変動）
通話かけ放題	無料
特徴	・月3,000円で高速通信使い放題 ・通話やSMSし放題が無料で付いてくる ・使用データ量に応じて月額料金が安くなる

楽天モバイルとは、楽天モバイル株式会社が提供する楽天回線の格安SIMです。

料金プランはシンプルで、使用したデータ量によって料金が変動する「Rakuten 最強プラン」のみです。

スマホの平均通信容量が月6.94GBと言われているため、多くの人は月20GBまでの料金である2,178円で納まります。

楽天モバイルの最大の特徴は、月3,000円程度で高速通信が使い放題であることです。

もちろん、テザリングも制限無く可能ですので、データ量を気にすることなく共有できます。

他のキャリアでも通信使い放題のプランはありますが、月7,000円以上と高額です。

2．mineoのマイピタプラン（20GB）

格安SIM名	mineo（マイネオ）
運営会社	関西電力グループの株式会社オプテージ
使用できる携帯キャリア	・ドコモ ・au ・ソフトバンク
平均通信速度	54.37Mbps※
テザリング	制限無く可能
月額料金（マイピタ）	1GB：1,298円 5GB：1,518円 10GB：1,958円 20GB：2,178円
データ容量（月間）	1～20GB（10GB以上は中速通信使い放題）
通話かけ放題	10分以内かけ放題：550円 時間無制限かけ放題：1,210円
特徴	・3大キャリアの回線から選べる ・データ使い放題のプラン ・サポートが整っていて、評判が良い

mineo（マイネオ）とは、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する全国で使用できる格安スマホサービス（格安SIM）です。

mineo（マイネオ）は格安SIM満足度調査で第1位を獲得しているほど、人気の高い格安SIMです。

※出典：MMD研究所「2023年2月MVNOのシェア・満足度調査」

mineo（マイネオ）の格安SIMは、安さだけではなく、通信速度やサポートまでしっかり整っているため、安心して利用できます。

mineoでテザリングを利用したい人は、必要なデータ量で選ぶ「マイピタ20GB」がおすすめです。

54.37Mbpsの平均速度でテザリングも制限がないため、1台の端末で家族や友人とデータ共有可能です。

3大キャリア（ドコモ・ソフトバンク・au）の安定した通信をテザリングできるので、山奥や旅行先でもサクサク動作します。

3．ahamo（20GB・100GB）

格安SIM名	ahamo（アハモ）
運営会社	株式会社NTTドコモ
使用できる携帯キャリア	ドコモ
平均通信速度	62.4Mbps※
テザリング	契約データ量までテザリング可能
月額料金	20GB：2,970円 100GB：4,950円
データ容量（月間）	20GB・100GB（オプションで追加可能）
通話かけ放題	5分以内かけ放題：無料 時間無制限かけ放題：1,10円
特徴	・安定のドコモ回線 ・5分通話かけ放題が無料でついてくる ・オンラインでの申し込みで契約できる

ahamo（アハモ）とは、株式会社NTTドコモが提供するドコモの格安プランです。厳密には、格安SIMではありませんが、格安SIMと同じような料金体系です。

料金プランはシンプルで、月2,970円で20GBのプランの一つだけです。月2,970円には、5分通話かけ放題もついています。

ドコモ回線を使用できる格安SIMはありますが、回線を間借りしているにすぎません。そのため、人が混雑している場所や時間帯では、通信速度が遅くなることがあります。

その点、ahamoは間借りではなく、ドコモのメイン回線を使用しているため、混雑時に通信速度が遅くなることがほとんどありません。

ahamoは格安プランを提供するため、コスト削減としてオンライン契約のみ受け付けており、来店での契約はできません。

4．LINEMOのスマホプラン（20GB）

格安SIM名	LINEMO（ラインモ）
運営会社	ソフトバンク株式会社
使用できる携帯キャリア	ソフトバンク
平均通信速度	79.92Mbps
テザリング	契約データ量までテザリング可能
月額料金	3GB：990円 20GB：2,728円
データ容量（月間）	3・20GB
通話かけ放題	5分以内かけ放題：550円 時間無制限かけ放題：1,650円
特徴	・安定のソフトバンク回線 ・LINEギガフリーでLINE使い放題 ・地下や混雑に強い

LINEMO（ラインモ）とは、ソフトバンク株式会社が提供するソフトバンクの格安プランです。

テザリングを利用したい人におすすめのプランは20GBのプランです。

また、ahamoと比べると、通話5分以内かけ放題が付いていない分、基本料金が200円程度安く設定されています。

ほとんど通話を使わない・安定した通信を求めている人におすすめの格安SIMです。

テザリングの設定方法と利用方法

テザリングの設定と利用する方法を解説します。

今回は一番スタンダードなWi-Fiを利用してテザリングを行います。

iPhoneでのテザリング設定・利用方法

iPhoneでのテザリング設定方法は以下のとおりです。

iPhoneでのテザリング利用方法は以下のとおりです。

Androidでのテザリング設定

Androidでのテザリング設定方法は以下のとおりです。

ホーム画面から「設定」をタップ

2. 「ネットワークとインターネット」をタップ

3. 「テザリング」をタップ

4. Wi-Fiテザリングをオンにする

Android側で必要な手順は以上となります。あとは、「Wi-Fiテザリング設定」のパスワードを確認し、接続したい端末に入力しましょう。

Androidでのテザリング利用方法は以下のとおりです。

Androidでは、機種ごとで若干の操作が違いますが、基本的な進め方は同じです。

パソコンでのテザリング利用方法

パソコンでのテザリング利用方法は以下のとおりです。

先にiPhoneやAndroidでテザリング元の設定を行っておきましょう。

テザリングを利用するときの注意点やデメリット

テザリングを利用するときの注意点やデメリットは以下のとおりです。

通信速度が遅い

テザリングは直接インターネットにつながず、端末を介して接続するため、通信速度が遅くなることがあります。

通信速度が遅いときの対処法は、USBテザリングを使うことです。

また、一時的に通信速度が遅くなった場合は、一度接続を切り、再度接続することで改善されることがあります。

データの使用量が多くなる

テザリングは使用端末が複数台になるため、通常よりデータ使用量が多くなります。

複数の端末で通信量が必要な動画視聴やダウンロードをしていると、すぐに規定のデータ量に達して通信制限がかかってしまいます。

データ使用量が多くなるデメリットの対処法は、以下のとおりです。

一番のおすすめは、データ使用量無制限の楽天モバイルを使うことです。

楽天モバイルであれば、月3,000円程度でテザリングもデータ無制限でできるので、データの使用量を気にする必要がありません。

バッテリーの消費が早くなる

テザリングを利用するとスマホ本体のデータ通信だけでなく、テザリングで接続している端末のデータ通信が発生するため、スマホのバッテリーに負荷がかかり消費が早くなります。

バッテリーの消費が早くなるデメリットの対処法は、以下のとおりです。

Bluetooth®テザリングは通信速度は遅いですが、バッテリー消費を一番おさえられます。

長時間利用する場合は、USBから給電できるUSBテザリングを利用しましょう。

Wi-FiテザリングやBluetooth®テザリングで長時間利用したい場合は、モバイルバッテリーを準備しておくと安心です。

また、バッテリーの消費自体をおさえたいときは、ダウンロードや動画の高画質視聴などデータの使用量が多い動作を避けましょう。

よくある質問と回答

格安SIMのテザリングでよくある質問に回答します。

大容量格安SIMでテザリングを使うメリットは？

大容量格安SIMでテザリングを利用することで、格安で他のデバイスでもインターネットを利用できます。

特に、データ無制限プランを利用すれば、データ量を気にせずに使用できます。

≫一番のおすすめは楽天モバイル

無制限でテザリングできる大容量格安SIMはある？

無制限でテザリングできる大容量格安SIMは楽天モバイルです。

平均通信速度	109.65Mbps※
テザリング	制限無く可能
月額料金	3GB：1,028円 3GB～20GB：2,178円 無制限：3,278円
特徴	・月3,000円で高速通信使い放題 ・通話やSMSし放題が無料で付いてくる ・使用データ量に応じて月額料金が安くなる

楽天モバイルであれば月3,000円程度でデータ無制限使い放題を実現できます。

もちろん、テザリングで使用する場合もデータ無制限です。

テザリングを頻繁に使うと通信速度が遅くなる？

テザリングは直接インターネットにつながず、端末を介して接続するため、通信速度が遅くなることがあります。

通信速度が遅いときの対処法は、USBテザリングを使うことです。

まとめ

今回は、テザリング可能な大容量プランを提供している格安SIMを紹介しました。

データ量を気にせず無制限に楽しみたい人は、楽天モバイルがおすすめです。

とにかく安さを求めるひとはmineoがおすすめです。

この記事を参考にして、自分に合った格安SIMと大容量プランを見つけ、快適なテザリング生活を送りましょう。